ヨーロッパ紀行 - フランス・ブルターニュとモンサンミッシェル10日間の旅 2013

2013年の夏のフランス10日間の子連れ旅行記をお届けします。
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 フランス・ブルターニュとモンサンミッシェル10日間の旅 2013

今日は楽しかったサンマロを後にし、パリに戻る移動日。あまりに楽しかったせいか、パリに到着するや旅が終わってしまったような喪失感が----。 花の都パリで何もする気にならないほど、楽しい日々だったのだ…と実感した一日でした。

 Day 8 - TGVでパリに戻る

ついにサンマロを去る日。今朝は電車の出発時間まで特にやることがないので朝はかなりのんびり。9時頃朝食を用意してもらった。パンケーキやらタマゴやら…いろいろな朝ごはん。 去る日になってつくづく思うコトは…本当にこのシャンブル・ドット(B&B)は宝物にしたいようなステキな場所だったってこと。今日でお別れだと思うと…本当に淋しい。 素朴な人々、北欧とフレンチがミックスしたスタイル、窓も床も古びてガタガタしている感じ…渡されたタオルでさえもくたっとしている感じ…こんな感じが不思議と全然嫌じゃなくて いい感じにマッチしていたんだなあ。家全体にリラックスした雰囲気が漂っている、ていうのかな(※こちらのB&Bはどうやらきまま営業らしいということで、 こちらのウェブサイトには詳細を載せていません。どこなのか知りたい方は別途メールにてご連絡ください)。

10:45分頃、お別れのご挨拶。その後、車で駅まで送迎してくださいました。これでお別れ…本当に寂しい。まだ列車の出発まで30分以上あったので、駅前のパン屋でキッシュやらクリームパンなどを購入して、ゲートのオープンを待ちました。長い長い連結列車のTGV。車両に行きつくまでもかなりの時間を要しましたよ。TGVの切符はずいぶん前に購入してあって、一番最安値のもの。席のことは考えていなかったけど、後ろ向きでした。これで3時間高スピードはちょっとキツイです、、、。席のこと…考えておかないとダメですね。

3時間後、パリ・モンパルナス駅に到着。まだこれから2晩をパリで過ごすというのに、なんだか悲しくなってしまって…かなりの脱力感。 良い田舎からパリに来ると、なんだかすごい大都会に感じられて、列車を降り立つ人・人・人に酔ってしまうような感じだった。

ホテルは、モンパルナスの近くに取ってありました。便利なところ。そして、素敵な雰囲気でした。私たちは子どものベッドも入れてもらえる部屋を予約していたのですが、夏の閑散期ということもあり(?)無料グレードアップしてもらえ、いわゆるスイートルームでした。普通の部屋の2倍!!2倍でも狭いパリだけど(苦笑)…でもやはりパリにしては広い!! シャワールームも2つもアリです!ひとつずつがこれまた…とても狭いけれども!!




ホテルの部屋はクーラーが効いていて快適でいい感じなのですが…私の心が…もうすでに楽しかった旅が終わった気分で悲しさ溢れてます…。 せっかくパリにいるというのに、何の華やぎも感じず、どこかに行きたいという気さえ起こってきません。

これではいかん…と気分を奮い立たせます。 近くにモンパルナスタワーが見え、りすちゃんが上りに行きたい、というのでそこまでぶらぶら行くことにしました。


都会パリが気に入ったらしくテンション高いりすちゃん


有名なモンパルナスのカフェもすぐそこ




以前、モンパルナスタワーには来たことがあるので、二度めはもったいないかなあ〜…と気はしたのだけれど。。。チケットブースで料金表を見て唖然。入場料が以前より上がりまくっているではありませんか…驚愕(汗)!!本当に入るんですか…! といいたい気分でしたが、もうここまで来てしまったし、時間も夕方4時すぎでこれからどこか別な場所に、という時間でもなかったので、心の中で「なんだかなあ」 という気がしつつ…仕方なく(苦笑)入ることにしました。ま、ここまで書くと…いかに後ろ向き気分で入場したか、お分かりいただけると思います。


床がぴかぴか光ります


エレベーターであっという間(38秒?)に56階まで上がります。中に入って「あれ?」とすぐに気がつきました。以前と全然違って完全改装されていたのです。前はオフィスビルの一部を開放してます、てなかなりショボイ感じだったような記憶があるのですが、今や完全に観光客向けの展望台に変わっていました。なるほど。。。これで料金が上がりまくってしまった、というワケですね。料金が上がったのは痛い…ですが、綺麗になったし、映像説明やら展望説明がかなり詳しくなった、という点は非常に評価できるのではないかと思います。ま、そんなワケで…上がって後ろ向き気分がずいぶんと解消されました(苦笑)。




景色は…写真だと少し靄がかかっていますが、エッフェル塔は目の前にどどーんとあるし、歩かずとも全部のパリが見えて堪能できたし(それじゃダメかしら?)、まぁ良かったです。観光客は…中国人がものすごく多し!!日本人は全然いませんでしたね。日本人は…ここではなく、近くのモノプリ(スーパーマーケット)にばかり出現していました。なんか…嗜好の違いがよく現れている…といいますか。。。まあ、日本人も高いとこ、好きですかね。日本にもたくさんの展望台がありますから。




ともかく大はしゃぎのりすちゃん。そんなに楽しいのかあ〜?この旅行では、途中で涙ぐんだり悲しんだり…いろいろ難しいところがあったので、最後のパリで楽しめたのは良かった!


さて。観光が終わって下に戻った後、モンパルナス駅周辺をぶらぶら。可愛いおもちゃ屋さんなどがあって入り浸ってしまいました。何故か私用の飾りおもちゃを一つ購入(苦笑)。パリらしい可愛い小さなお人形さんだったのですよ。

その後、レストラン探し。りすちゃんはマクドナルドがいいと言うし、だんなはそれだけは絶対イヤだ、と言うし…だからといって何かいい代替案があるというワケでもないし…。家族3人で大揉め。この旅行は、本当にレストラン探しの衝突が多かったなあ。まあ、大抵の場合、りすちゃんが「そんなのは嫌だ」というのが多かったのですが…汗。この日は特に衝突して、本当に3人の間で険悪ムードが広がっていました。

最終的に入ることにしたのが「Leon」というお店。ブリュッセルのレストランLeonに関連する?チェーン・レストランのようです。チェーンレストランなので、味は大味だと思いますが、、、でもこのレストランのいいところは、キッズメニューが充実していた、ということ。りすちゃんはたちまちご機嫌になっていました。店内もとても広く、私たちは2階席の半個室のようなところに通されたので、すっかりリラックスできたのも良かった。そのうちに、隣にワンちゃんを連れたお二人連れが通されて、この5人とワンちゃんの個室、という感じになってさらにリラックス感が広がりました。荷物だって目を光らせる心配もありませんし。ともかく子連れ家族(特に小さな子どもがいて、周りを気にしなければいけない方etc.)には特にお薦めだと思います!!

9時頃、夕食が終わって帰りにモンパルナス駅で翌日のベルサイユ行きの時間を調べ、帰りにモノプリによって水を買って帰りました。便利なところやなあ♪♪ ホテルに戻ると、エレベータが壊れていました。受付のお兄さんがしきりに「申し訳ない」と謝ってくれました。翌日朝までにはキチンと直っていたし…本当に対応のいいホテルです。

 フランス・ブルターニュとモンサンミッシェル10日間の旅 2013 9日目へ続く



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