フランス・ブルターニュとモンサンミッシェル10日間の旅 2013
本日は楽しかったモンサンミッシェル訪問、そして平和なポントルソン村を後にし、サンマロに向かいます。サンマロでは温かい人柄のスウェーデン人がひっそりと
やっているB&Bに泊まります。
Day 5 - 美しい海辺の町サンマロとスウェーデン人B&B
本日はポントルソンを発ってサンマロに行く日。昨日は自転車で運動したせいか、本日はぐっすり8時過ぎまで寝ていました。そして朝から快晴!!
朝食はお庭で。すがすがしい天気の下、目の前に溢れるお花を眺めながらの美味しい朝食。心が洗われるひとときです。
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オーナーさんとともに
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今朝も美味しいケーキ付き!
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りすちゃんにとってもこの宿は楽しい快適なところだったようで、「今日別のところに行きたくない…」と言い張ります。そうだよね。気持ちは分かる。だけど…。
朝食後、だんなに駅まで切符を買いに行ってもらい、その間、私とりすちゃんはお部屋でのんびり。まぁ、彼女はテレビの前にぴたっとくっついてましたけど。
フランス語で何が何だか分からなかろうがなんだろうがテレビを見たい!そういう人らしいです…苦笑。
ポントルソンからサンマロへの列車は11時半だったので、11時前にお別れの挨拶。その後、のんびりと駅に向かいました。こんなはるか西の彼方で頑張っている
日本人がいる!そう思うだけでパワーをもらいました。ありがとう。そして、頑張ってください!
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ポントルソンの駅にて電車を待つ
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とても小さい駅ですが、ここからモンサンミッシェルへのバスが出ているせいかかなりの乗客が待っていました。日本人と思わしき人もチラホラ…。
小さな2両編成の列車が定刻通りやってきて、私たちはサンマロに向かいました。サンマロまではほんの40分ほど。途中の駅で、オイスター貝とワインを抱えた
二人組がやってきて乗客に配りました。私は…食べずに遠慮させていただいたんですが、多くの乗客は「お〜!」と大喜び。無料配布なのか寄付せいなのかお金を
払わなければいけないのか…なんだかよく分かりませんが、電車でオイスター配り!さすがフランス西部のオイスターが盛んな地だけありますね。
駅では、B&Bの男性ジョルジュさんが待っていてくれました。日に焼けたその男性は60歳くらいでしょうか。年齢不詳です。オーナーの女性はスウェーデン人なのですが
パートナーである彼もたぶんスウェーデン人。とても知的な方で色んなことをご存じらしく、会って初めてなのにすぐに色んな会話で盛り上がりました。
駅に降り立った時は、なんだか悲しくて半分泣き顔だったりすちゃんも、彼のやさしさに少し安心したらしく、だんだんと笑顔になってきました。ヨカッタ(ホッ!)。
B&Bにつくと、まずはオーナーのラグンヴィさんにご挨拶。その後荷物を二階に運び、説明を受けました。このB&Bは、な、なんと!二階部分は全部私たちで使っていいという…
1日一組限定の太っ腹B&Bなのです。二階部分には、ベッドルームが二部屋。小さなリビングスペース。そしてシャワールームが付いていました。どの部屋も古くて音がキシキシなってしまうような
感じで、置いてあるものもアンティークばかり。古いものがごっちゃに揃っていて統一感がないようなのに、不思議とおしゃれでいい感じを醸し出していました。
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私が寝ていたB&B
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机が可愛すぎ!でお持ち帰りしたいくらい
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窓際はこんな感じ
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こちらはりすちゃんのお部屋
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一通り説明が終わった後、下のリビングルームでお二人さんと一緒にティータイム。ティータイム、、、といっても暑かったのでサイダーなどをご馳走になりました。
インターナショナルな方々なので、やはり話しもインターナショナルなお話に。このB&Bを訪れる方々は多くはフランス人ですが、たまにイギリス人、ベルギー人なども
訪れるのだとか。ちなみにオランダからの訪問者は私たちが初めてでした!!全然宣伝していないので(敢えてしていないのだと思います…)、たまたま見つけられた私たちはラッキー!
ティータイムが終わった後、再び部屋に戻ってしばらくのんびり。…って私たちのんびりしてばかりですね(笑)。実はここには3泊する予定で、元々のんびり予定だったんです。
その後、有名な旧市街ではなく旧市街の手前のラ・シテ(La Cite)地区をのんびり歩きに行くことにしました。
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フランスそのもの、ていう感じ
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この辺りは、地元の人、もしくはフランス人のバカンス客くらいしかいないらしく、皆、のんびりと海岸に座っていました。のんびりの集まり(笑)。
最初、りすちゃんは海を見ても心動かされず…という感じだったのですが、一度水に浸かると面白くなってしまったらしく、結局ここで2時間も水遊びをしました。
貝を眺めたり、小さな魚を見つけたり…。
そして何と言っても驚くのが潮の満ち引き。この辺りもモンサンミッチェルと同じく、干潮と満潮時の水位が相当異なるらしく、
海岸沿いには多数の「禁止」看板が出ていました。最初のうちは、ずいぶん先が海岸線だったのですが、一定時になると、どんどん水かさが増してきて、その変動は
驚くべき早さ。
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どんどん水位が上昇します
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4時過ぎ…水位もかなり増して砂浜がかなり減ってきたので、ようやく岸から上がり、付近を散策しました。
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この辺りの街並み
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旧市街が遠くに見えます
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海が見えるあんまりオシャレでもないカフェで一息のコーヒータイム。サンマロは四方を海で囲まれていますが、海水浴禁止地域も多く…先ほど私たちがいたところは
海水浴禁止でした。このカフェから眺める砂浜沿いは海水浴OKだったらしく、先ほどよりずっと多くの人出。たぶん多くの客はフランス国内からのバカンス客で…
こうやってフランス人たちはのんびり夏休みを過ごすんだなあ〜(だからパリは閑散とするわけだ)と思いつつ、ぼーっと彼らを眺めていました。
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のんびりと海岸で過ごすバカンス
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その後、この付近のお店やちょっとした広場を散策し、お腹も空いてきたので最初遊んだ海辺沿いまで戻ってレストランに入店。海辺とレストランの間には駐車場があって
シーサイドレストラン、とはいかなかったもののそれでもフランスの海を堪能できるスポット。頼んだものはバーガーだったんですが、何故かこの街はバーガーが
メジャーらしくバーガーレストランが多いのが特徴。何故なんでしょうね。私はフィッシュバーガーでした。美味しかったですよ。何と言ってもお値段も手頃なのもいいです。
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海辺のレストランにて…
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子どもメニューについてきたアイス…大きい!
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夕飯を終えた後は、海辺にて美しいサンセットを眺めました。徐々に変わっていく空を眺めながら必死にカメラのシャッターを押しましたが…カメラの性能は劇的に向上しているとはいえ、
やはりこういう風景はコンデジでは難しい。…とコンデジのせいにしてみたりする。どうなんでしょう。
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夕陽を眺めながら…
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その後、ぶらぶらと歩いてB&Bまで戻り、まったり。こうしてのんびりとした一日が過ぎていきました。
本日のレストラン: 「Le Clin Foc」 ウェブ情報はありません 住所は 1 Esplanade du Commandant Menguy 35400 Saint-Malo
フランス・ブルターニュとモンサンミッシェル10日間の旅 2013 6日目へ続く
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