オランダ観光

そらが訪ねたところを中心にオランダをご紹介します。
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 アウデウォーター (Oudewater) 

アウデウォータ−。ユトレヒトとゴーダのほぼ真ん中に位置するこの小さな町には面白い歴史的建造物があります。 その名は−魔女計量所(Heksenwaag)。

その昔中世ヨーロッパでは「魔女狩り」が盛んに行われていました。魔女、といっても実際は身寄りのない お年寄りなどの弱い立場の女性で、あの人が何をやっているのか分からない、もしかして魔女かも・・・などという 噂で勝手に魔女に仕立て上げられてしまったといいます。中には嫉妬などから、勝手に噂を流し、自分の恋敵を 魔女に仕立て上げてしまったケースもあるといいます。こういった理由で魔女に仕立て上げられ、処刑されてしまった 女性は●●人にも上る、というのですから驚きです。

さて、魔女と噂された女性は、一応魔女裁判を受けることになりますが、たいていが後ろ盾のない弱い 立場の人々なので、裁判を受けても魔女と認定されてしまうケースがほとんどでした。唯一、魔女でない ことを証明する方法、それがなんと自分の体重を証明することだったのです。魔女は飛ぶことが できるくらいですから、人間と比べ相当軽い、と信じられていました。

しかし、当時は体重計が普及しているわけもなく、体重を証明することは非常に難しいことでした。 そんな人々にとって夢の場所−それがここアウデウォーターにある魔女計量所だったのです。ここは 体重を量り、証明書を発行してくれるヨーロッパ唯一の場所でした。この証明書を求めて、当時は ヨーロッパ中から女性たちが集まったといいます。

現在は博物館として、魔女狩りの歴史などを学ぶことができます。また、当時と同じ方法であなたの 体重を量り、証明書を発行してもらえます(え、そんなモノいらないって?)。ヨーロッパの裏歴史 が好きな人には是非訪れてもらいたい場所です。また、ゴーダからそこまでの道のりも 美しい田園風景が広がっています。

 Heksenwaag (魔女計量所) tel: 03486-3400

開館時間: 4月1日−11月1日 月曜休館 火−土曜日 10時−17時 
日曜祭日 12時−17時

魔女計量所の公式サイト: Heksenwaag Museum



 番外編 - ベルギー・ゲント (Gent) 

ブリュッセルからも、アントワープからも、ブルージュからもちょうど電車で30分くらいのところに 位置する3観光都市のおヘソ、ゲント。ゲントは12世紀の終わりから栄え、一時は北ヨーロッパにおいて 人口5万5千人を擁するパリに次ぐ大都市として、またヨーロッパ随一の羊毛業で栄える町として その名をとどろかせました。現在は、4万3千人もの学生を抱える若く、活気に満ちた町で、 また、中世の名残を随所に残すロマンチックな町としても知られています。

最寄駅SINT PIETERS駅から町の中心、旧市街まではトラムが便利。駅のホームからはトラムのマークの 方に降りていくと旧市街行きのトラムが次から次へとやってきます。(注:現在、旧市街中心への 車の乗り入れは禁止されていますので、車で行かれる方は注意して駐車場案内に従って下さいね♪) 観光案内所は鐘桜の地下にあり、とっても分厚いやる気満々のパンフレットを貰うことができます。 日本語もあって、詳しい町の案内を読めば、さあ、どこを歩くのも怖いものなし?!

 聖バーフ大聖堂 (St-Baafskatheedraal) tel: +32-(0)9 269 2045

開館時間: 4月1日−10月31日 8時30分-18時 11月1日-3月31日 17時まで 
休館:教会の祝日および1月1日
ゲントを訪れてこの教会を訪れなければゲントを訪れたことにはならない!そう断言しても良いゲント観光の 要。この教会は、西洋芸術の中世期における最高傑作と言われるファン・アイク兄弟の「神秘の子羊」(ゲントの 祭壇画)を所蔵することで特に有名である。大聖堂には巨匠ルーベンスの「聖バーフの修道院入門」や たくさんの絵画を展示する地下礼拝堂などの見どころもある。入場料は、大聖堂および地下礼拝堂は 無料、神秘の子羊のみ詳しいオーディオガイド付きで2.5ユーロ。

- 神秘の子羊 -
拝観料にはオーディオガイド(日本語もある)も含まれ、じっくり絵について説明しているのでそれを 聞けば誰もが子羊の達人である(笑)。とにかく、歴史において、この最高傑作の運命はかなり危ういものだったにも 係わらず、一枚を除いて無事である、という事実がすごいと思う。 何百年もの間、ばらばらに管理されていたこの絵は、1920年に一つに纏められ、戦争下で点々とした 後、1945年に再びこの教会に戻ってくるのである。1986年にようやく安全に確保された上で、 じっくり絵を眺められるようになった。この時代に生まれて、この絵を合わせて鑑賞できるとは、 なんとラッキーなことか、と思ってしまう。見れば見るほど、ファン・アイクの偉大さが(素人にも) 分かる作品。

St-Baafskatheedraal

 夜のイルミネージョン

日本やアメリカなどでは、ブルージュやブリュッセルの影にかすみ、「神秘の子羊」を見て、そのまま 立ち去るか、はたまた素通りしてしまう可能性が高いゲント。しかし、このゲントの見どころはなんといっても 夜のイルミネージョンである。町を挙げて、古い伝統的なギルドハウスや教会、お城にライトを照らしているので、 夜の散歩は本当に幻想的でロマンチックである。治安もブリュッセルなどと違ってまったく安全、安心して 夜のそぞろ歩きを楽しめる。(冬の平日以外毎日11時までライトアップ)。

ライトアップした街

 グラスレイ(Graslei)とコーレンレイ(Korenlei)

美しく壮麗な中世のギルドハウスが並ぶ通り。家はどれも古いのだが、12世紀のものから17世紀のものまで 5世紀の違いがあり、多様である。ここから町を見ると、ロマンチックな中世の貴婦人の気分になる、といったら 言い過ぎか?!でも、どこも絵になる素敵なシーンです。真ん中には昔ここが港の中心であった、という 水路が流れ、ボートツアーもここから運行されています。

そらが訪れた時は、ちょうどコーレンレイ側の何件かが改装中であった。なんと、前面の壁を残して 残りは全部取り壊しているではありませんか!!つまり紙芝居のような感じ。つまり、前から見ると古いけど、 実は新築、てなことになるらしい。こうやって中世の雰囲気を維持しているんだ〜、と改めて発見!

まるで中世の世界?!


 ゲントのホテル

ゲントのホテルはプチホテル・B&Bふぁいるで 数箇所お勧めしています。ご参考ください。

 ゲントのレストラン

ゲントのレストランはレストラン・カフェ情報で 一軒ご紹介しています。ご参考ください。



 番外編 - ベルギー・アントワープ (Antwerp) 

オランダから一番近い位置にあるアントワープ。

 アントワープのホテル

アントワープのホテルはプチホテル・B&Bふぁいるで 数箇所お勧めしています。ご参考ください。

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