オランダ観光 - エンクハウゼン

アイセル湖に面するは17世紀に栄えたVOCの拠点となった都市で、その当時のきらびやかな家が残っています。
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 エンクハウゼン (Enkhuizen) 

エンクハウゼンーアイセル湖畔に広がる町は、点々と残る古き良きゴールデンエイジの 建物がヨットハーバーにマッチして、古く美しい港町の雰囲気を醸し出している。港町であり、この辺りでも有数の美しい町なため、 夏季は自家ヨットで旅をする人々(優雅〜…)の寄港地となっており、ドイツ語や英語があちこちで聞こえるインターナショナル都市でもある。

町はこじんまりとしていて、ぐるっと見て回るのにそう時間はかからない。 エンクハウゼンNS駅の隣には、VVV(観光局)もあるので、そこに寄って情報を得てから、回ってもいいが、 適当に歩いてもそう複雑でもない。駅の前にはヨットハーバーが見え、港町(湖なのですが)の雰囲気も 十分。ヨットハーバーを見ながら、古い家並みを見たり、カフェでのんびりヨットを見たり… リラックスして楽しみたいところ。



 アイセル湖とV.O.C.(東インド会社)− この地域の歴史

エンクハウゼンというと皆さんどんなことを思い浮かべるでしょうか? オランダに来たことがない人は聞いたことがない!と思うかもしれませんし、 オランダに住んでいる人でもイマイチぴんとこないわ、と思うかもしれません。 マイナーといっちゃマイナーな街です。



しかしこの地域一体はオランダの歴史そのものを著す面白い地域でもあるのです。 その昔、17世紀、オランダは世界の中心国でした。16世紀に世界への航海 ルートが発見されて以降、オランダ船は世界中を駆け巡り、世界貿易の中心国 となるのです。その船は遠き東方の国、日本にまで到達し、当時鎖国状態の 日本と唯一貿易をした国、というのは学校の歴史で散々習いましたよね。。。 歴史の授業では「東インド会社」という名前も出てきたと思いますが、 この世界貿易で莫大な利益を得た会社がオランダの「東インド会社(通称V.O.C.)」 なのです。このV.O.C.の中核として栄えた町がエンクハウゼン、そしてお隣のホールン (Hoorn)なのです。当時はこの辺りの港から世界へ向けて船が出発したのです。 今でも両街には、V.O.C.にまつわる建物がきちんと残っていて、建物の 壁には船とV.O.C.のプレートが残されています。


V.O.C.のプレート

さて、エンクハウゼンは貿易港としても栄えましたが、町の多くの人は船乗り、 または漁師でした。今はオランダ人はそんなに魚を食べないけれど、昔は良く食べたんでしょう。 この地域はオランダの他の地域の歴史と同じく、たびたび洪水に悩まされてきました。 大洪水はそれほど多いものではなく、100年に一度程度だったようですが、 それでも多くの人々はいつかやってくる洪水を恐れ続けました。親から子へ 洪水の恐ろしさ&悲惨な出来事は言い伝えられた、といいます。1900年の初期に 洪水がやってきたとき、「今しかない!」と国は決心するのです。

そう、ついに国の一大事業、海を湖にするという取り組みを始めるのです。 オランダの地図を見るとちょうど真ん中どころは海が陸内に入り組んでいるのが 分かります。ここに蓋をする感じに堤防を築き上げることで、海を湖に変えて、 洪水から守ろう、という作戦なのです。この長さ32キロ半。それを1900年の最初に やろう!と決心するとは、さすがオランダ。忍耐強いといわれる所以です。 1932年にこの一大事業の堤防は完成し、かつてのゾイデル海は現在のアイセル湖に 生まれ変わりました。この変化とともに、エンクハウゼンを含む沿岸の町の 漁業は衰退し、現在に至るのです。

  エンクハウゼン(Enkhuizen) - 見どころ・ミュージアム・アトラクション

エンクハウゼンの見どころをご紹介します。

 Zuiderzee Buitenmuseum (ゾイデル海屋外博物館)

Tel: 0228-35-1111
このエンクハウゼンを訪れるほとんどの人がこの博物館へ向かいます。 行き方は、エンクハウゼン駅の隣の波止場から船に乗船していくか、または アイセル湖畔沿いに歩いていくこともできます(入り口が2箇所)。


伝統的な緑の壁
とオレンジの屋根

博物館は、かつてのゾイデル海沿岸沿いにあった建物を移築して博物館にした、 という、日本でいう明治村のような博物館です。とにかく広く、学校やポストオフィス、 アイスクリーム屋、本屋、チーズ倉庫、教会…ここでひとつの村として成り立つ、 といっても過言ではありません。


漁師の村地域もあります

多くの住宅は中身も一緒に 移築されたため、戸が開かれ、中が覗けるようになっています。 実際にどんな人が住んだのか、という説明文もあり(英語もあり)、当時のことを 思い馳せながら、歩き回ることができます。島やこの辺りの 村の家は、結構小さく、天井が低かったりして、ちょっと今の暮らしからは 想像できないかもしれません。たとえば、マルケン(エンクハウゼンの下のほうの 島)などは特に貧しく、皆小さな質素な家に住んでいたけれど、それでも、 壁一面に皿を飾りつけたりして、豪華さを見せるようにして暮らしていたそうです。 たしかにそんな感じ。質素で古いんだけれど、なんか手作りを思わせるチャーミングさ がご主人を失った今でも輝き続けている、そんな感じなのです。


昔の家はこんな感じ

小さな運河では船に乗ることもでき、子供は貸衣装で昔のオランダの 衣装を着ることもでき(無料)、また、昔の竹馬に乗ったり、縄跳びをしたり、 と昔の遊びで楽しむこともできるようです。オランダ人たちはみんな、 あちこちで色々子供のようにTRYしていました。観光客もここでパフォーマンス をするオランダ人ボランティアもみんなここが大好き。そんな感じのほのぼの博物館。 天気がよければ、楽しい一日を過ごすことができること、間違いなし。


無料貸衣装で園内を周る

 そらのおらんだ通信ひとりごと(ブログ)でも、ゾイデル海屋外博物館を再訪したときの様子をお伝えしています。

オランダ民族衣装にて…

ゾイデル博物館のWEBサイト: www.zuiderzeemuseum.nl





 Zuiderzee Binnenmuseum (ゾイデル海屋内博物館) 

Tel: 0228-35-1212
「ゾイデル屋外博物館」の姉妹版。いえ、入場券は一緒になっているのだから、 同じ博物館、というべきでしょうか。こちらは屋内の博物館になります。 建物自体古く、外から見るといったい中はどんな?といった感じですが、中は完全に 改築されていて、綺麗な美術館です。内容はこの辺りの歴史について。ダムができる前と できた後ではどんな風に変わったか。ダムはどんな理由で作られたか。 ダムの工事はどんな風に進められたのか?昔、定期的に襲ったという洪水の様子は? 昔の漁師の生活とは。。。?などなど、いろんなテーマがあります。 昔、漁業で使用された船も多数展示されています。 中に同じ事件をテーマにした絵が何枚か飾られているのですが、絵によってイメージが 全然違うので面白かったです。事件とは…冬の嵐の中、親子3人が漂流した事件。 ちょっとした沖合いで漂流したのですが、浜は見えているのに誰も彼らのことを 気づかず救助が遅れます。結局子供一人が生き残るのですが、そのときの話が 絵で残され、語り継がれていったようです。 個人的に興味があったのは、やはりV.O.C.の歴史。当時、どんなに活況していたか、 当時取引されていたもの、倉庫内の様子などを再現してイメージを伝えています。 こうやって日本からも荷物が届いたと思うと感動的です。

 エンクハウゼンの2泊3日の旅行記はこちらから。



 Sprookjeswonderland (おとぎ話の不思議な国)

OPEN時期: 夏季 4月-10月 10:00-17:30 冬季 12月の特別時期(クリスマス特別OPEN)

2-10歳の小さい子向けの子供パーク。園内はそれほど広くないものの、小さい子が楽しめるアトラクションが多数あります。良心的なお値段もとてもGOOD!!! 夏は、花々でとても綺麗に飾られているので、園内を散歩するだけでも楽しい。また12月の特別時期はクリスマス仕様になっているので、 夏とは違った良さがあります。


入り口付近の可愛らしいおとぎの家々


 そらのおらんだ通信ひとりごと(ブログ)でも、おとぎ話の不思議な国を訪れたときの様子をお伝えしています。

おとぎ話の不思議な国(Sprookjeswonderland)

おとぎ話の不思議な国の公式WEBサイト: www.sprookjeswonderland.nl



 エンクハウゼンのホテル

この町も規模は大きくないものの、いつ訪れてもいい雰囲気が漂い、一泊する価値はある街です。特に夏は、多数のヨットが寄港し、ヨーロッパらしい 華やかな雰囲気があちこちに溢れていますので、機会があれば出かけてみてください。ホテルの他、B&Bが何軒かあります。

エンクハウゼン・ホテル検索

値段と地図を合わせ見ながら調べると便利です。写真もたくさんついているのでイメージが沸きやすいかと思います。

「そらのプチホテル・B&Bファイルのオランダ編」にて お薦めB&Bやプチホテルをご紹介していますのでご参考ください。エンクハウゼンのホテルもご紹介しています。
「海外ホテル選び・手配・注意点」もどうぞご参考ください。



  エンクハウゼンのレストラン・カフェ

実際に行って食べたところをご紹介しています。

 Die Drie Haringhe (ディ・ドゥリー・ハーリングへ) - フランス料理

1620年に建てられたV.O.C.の建物を使ったフランスレストラン。 外の景色は行きかうヨットで、開放感が漂う。 フランス料理・伝統的な建物…といっても、そんなに堅苦しくない雰囲気で、 たくさんのツーリスト達でにぎわっている。港町らしく、魚料理が豊富。 エンクハウゼンはParling(うなぎ)で有名なところだそう。一度、 オランダ版うなぎに挑戦してみてはいかが?夏季の週末は予約が望ましいです。





レストランのサイト: Die Drie Haringhe
住所: Dijk 28, Enkhuizen Tel: +31(0)228 318610


 Brasserie Restaurant Broekhuizen - ブラッセリー

商店街の中にあるブラッセリー・レストラン。フレンドリーな雰囲気で、たくさんの人々で賑わっています。 子供にもとてもやさしく、メニューにはなかったけれども「子供アイスを頼めますか?」と聞いたところ、 おいで!と子供を厨房に連れて行ってアイスをくれました(無料だった!)。こういう温かいサービスっていいなあ… と思いながら、レストランを後にしたことを今でも覚えています。

自分で取ってきたアイスで大喜び




レストランのサイト: Restaurant Broekhuizen
住所: WESTERSTRAAT 66 - 68 | 1601 AL ENKHUIZEN | 0228 312512



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