ヨーロッパ紀行 - ドイツ・ドナウ川とミュンヘン1週間の旅 2013

ゴールデンウィークのドイツ1週間の子連れ旅行記をお届けします。
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 ドイツ・ドナウ川とミュンヘン1週間の旅 2013

本日はミュンヘンを後にし、ノイシュバンシュタイン城に向かいます。

 Day 4 - 電車でノイシュバンシュタイン城へ

今日はオランダにとっては大事な・大事な日。今日、女王の日に女王が退任し、新しい国王が誕生するのです。その日を、私たちはオランダではなく ドイツで迎えたのでした。まぁ〜…私にとってはある程度の報道は楽しみで興味もありますが、やりすぎはちょっと、、、。朝から晩まで一日 そのことばかりのバカ騒ぎ…てのは避けたいなァ〜…という思いで、この時期の旅行を計画したのでありました(苦笑)。

そのことは、まあさておき…。今日は朝7時に起き、7時半に朝食。8時過ぎに荷物を整理して9時頃ホテルをチェックアウトしました。 ステキなホテルでした。本当にお薦めです。


ホテルをチェックアウト


歩いて駅へ。駅までスーツケースをガラガラ運んで行っても15分ほどだったので、フュッセン行き電車の出発時間の30分前には到着。 (チケットはバイエルンチケット2人分をすでにネットで購入していたため、買う必要はなし。) お昼ご飯用(電車で何か食べる用)にパンを買って、31番ゲートに行きました。電車はすでに入っていましたが、まだ出発まで 時間があったので席は選びたい放題でした。座ってぼーっとしていると、人が絶えず入ってきて出発前はほぼ満席。 驚いたことに、この人たちのほとんどすべてが最終フュッセンで降りた、ということです。 乗客の半分くらいが東アジア人(日本人か韓国人か中国人か…って感じ)なのもビックリ。ここはいったいどこ?って感じで…笑。 ほとんどの人は大きな荷物を持っておらず、どうやら日帰りのようです。こんなにたくさんの人がわざわざ日帰りで城を目指すのか… と…これもまたびっくり。 こんな感じに…最初から「超有名なノイシュバンシュタイン城」の観光は、さすが!有名なだけあるっ!!という感じで、 普段マイナーな場所ばかりに行っている私を驚かせたのでありました。

列車が定刻に出発したあと、少しうとうとし、目が覚めるとすでにのどかなバイエルンの風景が広がっていました。 残念なのは…曇っていて大好きな山が全然見えない、ということ。9:52分発で到着は11:55分。ちょうど2時間ほどです。 途中ほとんど誰も下りることなく、皆、この終点フュッセンで下車しました。続々と下りてバス停に向かいます。 これだけの人が向かって…バスに全員乗れるのか?それが私の疑問でしたが…バスは2台待っていて、そのうち1台は 2台連結車でした。座れない人もいたけれども、乗れない人はいない…という程度の混み具合で、フュッセンを出発しました。 ちなみにバスもバイエルンチケットが有効なので、バイエルンチケットを持っている人は、バス代を払う必要はありません。


ホテルは山小屋風


ホテルの部屋も山小屋風


ホーエンシュヴァンガウに到着し、皆、続々と下車しました。途中、4、5箇所、停留所があったように記憶しておりますが、 もちろん途中で降りる人なんかいません(苦笑)。下りると、山の上に建つお城が見えました。あれか〜〜!!! この日は、ちょっと曇っていて、白い中に白亜の城が建っている感じ。そして、皆、それぞれ写真を撮ったり…していますが、向かう先は同じ。 お城のチケットセンターでございます〜(笑)。私たちは、まずはホテルにチェックインするため、ホテルに行きました。

ホテルは…山小屋風で可愛らしいのですが、匂いがっ!!!なんでしょう、お掃除しすぎってヤツ?!強烈な合成レモンみたいな 匂いがして…これは私にはちょっと、、、。正直1泊で良かった〜…という気もちでした。どこもかしこも綺麗かもしれないけど… 匂いも大事です(汗)。


ホテルのバルコニーより


バルコニーがあり、バルコニーからはその先のチケットセンターの様子がよく見えました。 続々と人がやってきます。途切れることはない、て感じ。いやー、本当に観光地、てか。何故にこんなに人がくるの?もちろん有名な 観光地で、だからこそ今日私もここに来たのですが、他に素晴らしい観光地があっても全然人がいない場所もあるわけで… その違いがいまいち分からない私。やっぱり宣伝力・知名度、そして不便な場所であっても比較的来やすい立地、てことでしょうかね。 ここにこのお城がなければ、静かな村だったんでしょうね。


チケットセンター


しばらくこのバルコニーで外の(チケットセンターの)様子を眺め、その後我々も参戦しに(?)チケットセンターへ。 チケットは、前もって予約もできますが、私たちは予約していなかったので、当日のほうに並びました。 私たちが並んだ時、もちろん建物の外までずらーっと並んでおりましたが、列は比較的早く進み、結局20分くらい待ったくらい? ディズニーランドの待ち時間なんかに比べるとずっと短かったです(苦笑)。午後1時頃並び始め、1時半前チケットをゲット。 チケット入場は2時50分のものでした。


お昼ご飯をかじる


チケットをゲットできたので、すっかり安心して(立ち食いで)お昼ご飯なんぞ食べていたのですが…。その後、1時45分頃、バス乗り場に行って気が付きました。 じ、時間がない…(汗)。バスは20分に一本しかないのですが、人はたくさん並んでいて、乗れるのは次の次のヤツかもねぇ〜、 なんて言われてしまい…それじゃぁ間に合う?ギリギリやんか!!!


お城への登り道


仕方ないので歩くことに。「ずーっと上り坂で40分くらい」と某日本のガイドブック「地●の歩き方」に書いてあったので、 大変やなぁ〜…と思ったのですが、歩いている人はけっこう多く、しかも、りすちゃんもだんなも元気いっぱいでどんどん登っていきます。 途中、馬車がやってきましたが、お馬さんはとても苦しそうで…私たちよりもペースが遅いくらい。結局、20分くらいで馬車降り場に到着。 想像したよりもずっと早くお城が近づいてきました。良かった〜。ちなみに、バスからお城の入り口も坂道を相当歩きますので、 そちらと比べても…10分多く歩くくらいなのでは?!途中にお土産屋さんもあるしね。バギーを押している家族もたくさんいましたよ。 歩きもそれほど悪くないですよ。トータル30分くらいだったと思います。


展望台でぱちり


結局30分くらい時間が余ったので、展望台で記念撮影をしたりして時間をつぶしました。ここにも「チケット入場時間時刻表」みたいな 電光掲示板が出ていて、山の頂上なんだけど…なんやらすごい雰囲気。この厳格さはドイツを表してますかねえ?!


階段を上って記念撮影


ようやく時間になってチケットを通してゲート内へ。最初にオーディオガイドを貰って階段を上ります。この階段が…疲れたわ〜。 中は…すごい!今まで見たことのないような空間で、独特の唯美主義?ここで一人で暮らすって、どういう気分なんでしょう。 大きなお城のうち、出来上がったのはほんの一握りの部屋だけ、というのが…残念というか、これで良かった、というべきか。 ともかくも、見る価値がある空間でした。


マリエン橋に向かう途中


さて。中の見学を終えてしまえば、あとの一日、私たちは時間に縛られることなくここでゆっくりすればいいだけ〜。 お土産屋さんでカレンダーを買い(日本の休日まで入っているのが気にいりました)、その後、外へでてマリエン橋へ。 マリエン橋までの道のりはけっこうあって、、、ここで疲れのピークが来たのか、私の速度はかなりダウン…(苦笑)。


マリエン橋からの眺め


ようやく橋に到着。ものすごく賑わっているのですぐ分かりました。橋からの眺めは…おおぉぉぉぉ〜!!!というもの。 ただ、本日は曇っていて眺望がかなり限られていたのが残念、、、。ここは行く価値がありますね。ここから先、ハイキングコースも あるようなので、いつか機会があったら城はもういいから(チケットを買う・並ぶ・時間厳守…などやっぱり面倒くさいので)、 ここからの眺めを楽しみつつハイキングをするのもいいなぁ、なんて思いました。

疲れていたので、私はここからバスで戻るか?と思いましたが、二人は歩いて戻る、というので仕方なく(苦笑)再びお城方面へ。 お城を少し下りたところにあるお土産屋でコーヒーを買ってのんびり飲みました。 りすちゃんは大きな大きなアイスを購入してもらって喜んで食べていました。元気をつけたところで、再び坂を下ります。 ここからの下り坂は…それほど大変でもなく、淡々と歩きました。

面白いことに気が付きました。周りを歩く人々は中国人ばっかりなのです。どうやら中国人の団体観光客は夕方にこちらに 来るスケジュールになっているらしく、一方、日本人は朝一に来るスケジュールになっているようでした。 最近、あちこちで中国人の観光客のマナーがどうのこうの、、、という話になっておりますが、確かに彼らの声はうるさい!!! なんていうんでしょうかね〜。この人たち、すごく田舎からやってきて、うれしくて仕方ないのかな?…そんな印象がありました。 ともかくはしゃぎまくり度合いが…「キミたちは日本の小中学生か!」みたいなノリなんです。みんな、おじさん、おばさん、なんですけどね(汗)。 微笑ましい…というかちょっと苦笑しちゃいましたね。

私たちは5時頃、下っていたのですが、まだ登ってくる人がいました。最終観光客なんですかね〜?こんな遅くでも登ってくるんだ!と ちょっと驚きました。


ホーエンシュヴァンガウのメイポール


まだ夕食までには少し時間があったので、湖を見に行きました。この湖も…晴れていれば遠く山まで眺められたのでしょうけれど… ガスっていて遠くまで見ることはできませんでした。人はまばらなのですが、中国人のグループが何人かいて、彼らもとてもうるさい…。 ま、ここは外ですし、、、いいんですけど。どのくらいの規模か分かりませんが、しばらくしたら中国人の団体を乗せた大きなバスが何台も去り、 その後は「シーン」と静まりかえってしまいました。観光客が去った後、このホーエンシュヴァンガウ村は人がまばらとなって本来の静けさを取り戻すようです。


ガスって山が見えませんが…湖


私たちは、6時頃、お隣のホテル・ミュラーのレストランで夕食を食べることにしました。大きなレストランなのにあまりに人がおらず、 このレストラン…普通に入って食べていいの?という感じだったのですが、恐る恐る入るとレストランの方が暖かく迎えてくださいました。


美味しかったスープ


このレストラン、窓からはノイシュバンシュタイン城が眺められますし(席にもよりますが)、そして何より美味しい!!サービスも良い!!! ということで、大満足のレストランでした。


窓の先にはノイシュバンシュタイン城


美味しいけど…もう食べられない〜


夕食後は静まりかえった村を少しだけ散策。ノイシュバンシュタイン城がライトアップされて幽玄的でした。これを見るだけでも、この村に泊まる価値は あったかな。フュッセンで泊まろうかどうしようか考えましたが、ホーエンシュヴァンガウにしておいてよかったです。


ライトアップされたノイシュバンシュタイン


ズームで撮ってみた


私たちの泊まったホテルもいかにもバイエルンらしさが出ていて可愛い


<本日の観光関係サイト>

 ノイシュバンシュタイン城のサイト:Neuschwanstein
 宿泊ホテル Hotel Alpenstuben:Alpenstuben
 ホテルミュラー (お薦めのレストラン):Hotel Mueller


 ドイツ・ドナウ川とミュンヘン1週間の旅 2013 5日目へ続く



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