ヨーロッパ紀行 - ベルギー・カルムトハウト

オランダとベルギーの国境付近にある、ベルギー・カルムトハウトへちょっと遠出。
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 ベルギー - カルムトハウト植物園(2006年5月)

ベルギーとオランダの国境近くにあるカルムトハウト植物園に行ってきました。

 Arboretum Kalmthout

先週末は念願のカルムトハウト植物園に行ってきました。 こう書いても、それってどこ?とピンと来ない人がほとんどなのでは ないでしょうか?少なくとも、オランダではほとんど知られていない この植物園。実はオランダとベルギーの国境どころにひっそりと(?) ある植物園なのです。ベルギーの植物園なので、もしかしたら、 ベルギーではメジャーなのかもしれませんが…。

桜が綺麗でした。


昨年の初め、この植物園の情報を見つけ、どうしても行きたい!!と昨年の4月に カルムトハウトにあるB&Bを予約したのですが、その直後にりすちゃん の存在が発覚!!どーなるか分からないし、、、と大事をとってキャンセル したのです。それから1年が経ち、春になって…やっぱり行きたいぞ! と思ったので、泊まりではなく日帰りで出かけてみることにしました。 今度はりすちゃんを(おなかの中にではなく)連れてね! このカルムトハウトはローゼンダールから普通電車で15分ほどで 着くので、ロッテルダムからだと1時間ちょっと。。。別に泊まらなく たって、十分に日帰りできます。ただ、この辺りは、ワンダレンや サイクリングなど、楽しめる場所がたくさんあるので、一泊すれば 色んなことができると思うんですが…。まあ、今回はりすちゃんは サイクリングもワンダレンも出来ないので、日帰りで十分か。

思いがけず…ツツジもとっても綺麗でした。


朝、地下鉄からNS電車に乗り換え、ローゼンダールに向かう。ロッテルダムCSもローゼンダールも エレベーターがない!!…というわけで、重いバギーを二人で、わっせわっせと運ぶ。 中のりすちゃんはのほほんといい気なモンである。いや。たぶん。こりゃ、一人では出かけられないなー、 とつくづく思う。電車に乗ると、座っていたお兄さんがどいてくれ、おかげで私もだんなも座って、り すちゃんの顔を眺められた。電車の揺れは気持ちいいらしく、文句もいわず、私の顔を眺めている。 ローゼンダール到着。ここからは普通電車に乗ってベルギーの国境を越えるのだが、この普通電車が 1時間に一本しかなぁい。予定より早い電車に乗ってしまったため、ここで30分待ち。 少しローゼンダールの街でも見てみる?と思えど、駅から街の中心は遠いらしく、駅の外に 出てみたがなーんにもなし。くるーっと回ってくるーっと帰ってきてしまった。そのうち、ベルギー側 からベルギーの電車がやってきたので、乗り込んだ。かなり古そうな車両。車両には誰も乗っていないので 、バギーを廊下において、3人で座って写真撮り大会なんぞ開いてみる。のんきなものである。

電車が出発し、だんだんと牧歌的な風景になり、なかなかいいところそうだぞ、という 期待が広がる。4駅目、カルムトハウト駅に到着。バギーを再び持ち上げ、わっせわっせと降りると、 私たち以外に降りる人は誰もいなかった。無人駅の小さな駅だ。きょろきょろと周りを見渡すと、すぐ に「カルムトハウト植物園」の文字が見えた。駅のすぐ近くらしい。。。。というわけで、入り口に向か う。

明るい雰囲気のカフェ


駐車場に車はほとんどなく、しかもベルギーナンバーばっかし。うーん、すっごくマイナーなとこ なのかなぁ・・・と今度はちょっぴり不安になる。素敵なアーチをくぐって入り口に到着。 右手にカフェ、左手にお店があって、あら、ちょっぴしいい感じ。まずはりすちゃんのミルク時間 がすぐだったので、入場チケットだけ購入してカフェに入る。カフェはなんというか「観光地」という 雰囲気がなにやらあって「いいじゃないの!」といそいそと席に着く。早々にスープやらコーヒーを 飲み、りすちゃんにミルクを飲ませ、トイレにも行って初めて家以外でりすちゃんのオムツ代えも 経験し、「んー。なんか、旅行に来たって気がするわ。。。」と二人で喜び合う。単純なものである。

これはだんなが気に入った木。なんだろ…。


私たちがカフェでのそのそしている間に、次々と人が入ってきて・・・要するに私たちが早く 着きすぎたってこと?!日曜日の朝は多くの人にとって遅いらしい。さてさてさて。そんなこんなで 植物園の中に入ります。中に入ると、素敵なグリーンの世界が広がっていて、ワクワク。 あちこちに鮮やかなツツジが咲いているのが見えます。りすちゃんのバギーを押していると 落ち着いて写真が撮れん!とバギーをだんなに押し付け(勝手・・・)、写真をばしゃばしゃ 落ち着くまで撮り続ける私。もちろん、しばらくしたらまた交代したけどさぁ〜(言い訳)。

だんなにりすちゃんを任せ…。。。


さて。このカルムトハウト植物園は150年の歴史を持つ世界に誇れる植物園だそうである。 なるほど、訪ねてみたところ、豊富な花木種で植物園として珍しい木々やお花がたくさん眺められる だけでなく、ガーデンとしても十分に美しさを備えていて、どこを歩いてもシャッターチャンスが あるような、そんなガーデンなのである。ライデンの植物園も好きだが、それよりももっと ガーデン的な要素があって歩いていて楽しい。規模もかなりの大きさで、どこをどう歩いたのか よく分からないけど一周した、、、といった感じであった。どの季節も楽しめるガーデンらしく、 春は桜やツツジ、夏はバラやハーブやフクシア、秋は楓、冬はマンサク(冬はこのマンサクの時期だけ オープン)…。と豪華テンコ盛りの花木がいつでもアナタのお越しをお待ちしております。。。

彫刻展が開かれていました。売ってるみたいだったぞ…。


私が出かけた今回もツツジ、桜が綺麗でしたが石楠花の大きな蕾があちこちにあって、うーん、 これも一気に全部咲いてくれてたらなあ、さぞやカラフルだろうなあ。。。と思ったのでした。そして、こんなステキな ガーデンがもし日本にあったら、週末はすごい人手になりそうなのに…ここにはほとんど いない!!という得点つき。もちろん、人はたくさんいると思われるのですが、ガーデンは広く、 古くから植えられた木々は高く、、、視界がうまく遮られているので、全然人に会わない のです。

桜はどこも本当に綺麗。


こんなところだったら、りすちゃんがいくら泣いたって…!!と思いきや、やはり(…) しばらくすると疲れてきたのか、ぐずり始めました。最近は重いので、大変。 だんなと交代で抱っこしたりしますが、彼女も疲れるのかぐずりがだんだんピークに。 大きい植物園でも、りすちゃんの声が響き渡っています(…)。えーーーい。寝てくれ!! とバギーに乗せると、ついに寝てくれました。しかし、バギーを止めると起きそう だったので、たえず動き回っていなければならず…(汗)。だんなはさぞや疲れた ことでしょう(だはは…。ま、また途中で交代したけどね)。

これ。桜の一種です。すごい大きさでした。


次のミルクをどこであげるか、電車に乗るのはいつにするか、など二人で協議し、 カルムトハウトの街に行ってみることにしました。というわけで、ステキだった、 植物園とはお別れ。ちょっとだけお店も見ると、イングリッシュチックだったので、 興奮!結局、何も買わなかったけど。

池もあります。


植物園を後にし、街もすぐ見つかるかな、と思いきや…これが甘かった。全然街 の中心らしきものが見つからない。日曜日だし、お店も開いているかだんだん 不安になったので、10分後にくる電車に乗ることにした。これに乗り遅れると、 1時間待ちだもんね。。。(汗)。りすちゃんは疲れて眠くなったのか、 街を探している間に本格的に眠りだし、電車の中では熟睡!!ローゼンダール では、また二人でバギーを抱え、わっせわっせと階段の上り下りをしたにも かかわらず、全然起きる気配がないので、もうこのままロッテルダムまで GO!!!だ〜、とロッテルダムまで一気に帰りました。ロッテルダムの駅の 喫茶店で、コーヒーを飲み、その間も全然起きる気配のないりすちゃんを ついに起こし、ミルクをあげて、ほーっと一安心。

隣の国際チケットブースはものすごくヒマそうに空いていたので、 「そうじゃ!W杯のフランクフルトへの切符を買っておこう!」と急に 思いつき、切符を購入!!空いているせいか、ブースのおばさんたちは 皆でおしゃべりしていて…。接客の最中もおしゃべりで手が止まること、 止まること。…はぁ〜。でも、色々聞いたら親切に教えてくれたので、 ま、いいとするか。フランクフルト往復107ユーロ也。

その後、地下鉄に乗って、国境越えの日帰り旅行は無事終了しました。

カルムトハウト植物園のHP(オランダ語):
http://www.arboretumkalmthout.be



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