スペイン・バルセロナ滞在1週間 2010
今日は実質最終日。ゴシック地区を中心に、バルセロナ市内をぶらぶら散策します。
Day 7
今日は再びのんびりの一日。朝から快晴で暖かく、春のバルセロナを満喫できる日になりそう。いつものとおり、朝10時頃
アパートを出発です。地下鉄に乗ってLiceu駅へ。ここはもう一度来ているので、地図も要りません。ここから
バルセロナ大聖堂目指して細い路地のゴシック地区へ。前回はお店も見ずに博物館目指して一直線だったのですが、
今日は急ぐ理由も何もなく、のんびりとお店を眺めながら歩きます。細い路地の両側には、アンティークショップやら
おしゃれな帽子屋さんやら個性的な素敵なお店があって、ついつい「あ、これ、いいねえ」なんて眺めてしまいます。
細い路地、そして小さくておしゃれなお店…オランダにはない異国の雰囲気で一杯です。カツカツと路地裏を歩く
ブーツの音も異国情緒を駆り立てるって感じ。
大聖堂に到着。全面大工事中で、前から見る姿は…工事中そのものって感じ(苦笑)。なので写真もろくろく撮らず、
中に入ります。この大聖堂内にも、たくさんの熱心なカトリック信者さんで溢れていました。ここの蝋燭は…
お金を入れると蝋燭に模した電気がかちっと着くシステム。なーんか色気ないなあ〜。お金を入れている人を
見ましたが、、、私はこんなんにお金は使いたくないなあ、、、って信者じゃないからそう思うのかしら(苦笑)?
ぐるっと回ると、「屋根への入り口」がありました。別途お金を支払えば、エレベーターで屋根の上に登ることが
できるというのです。クーポラや塔に登る、というのはよくある話ですが、屋根に上るって…あんまり聞いたことが
ありません。モノの試しに登ってみることにしました。
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大聖堂の屋根の上
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本当に屋根の上でした(笑)。一部にステップが設けられていて、そこを歩くことができます。が、ステップの周りは屋根。
もし何かを落としてしまったら…かんかんかーんと屋根から落ちてっちゃうなあ〜、とちょっと心配になるくらい。
それほど高い位置ではないので、周囲の眺望は最高…と言うワケではありませんでしたが、天気が良かったので、
屋根の上は気持ちよく、春満喫気分になりました。
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大きな石の塊が…
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屋根の上では、教会の改修工事が行われていて、大きな石がごろごろ置いてありました。何に使うんだろ…。まったく
想像できません。
しばらくぽかぽか気分を楽しんだ後、またエレベーターで下に降り、ゴシック地区の散策を続けることにしました。
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狭い道がくねくね続くゴシック地区
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適当にフラフラと歩いていると、陶器のお店を見つけました。私、こんなお店を探していたのよ!!!と思えるような
カラフルなお皿が山積みされているお店です。すっかり鼻息荒く、中に入って、これが欲しい〜、あれが欲しい〜と
物色。もうだんなとりすちゃんのことなんて、すっかり忘れてしまってます…(苦笑)。こんなんもいいなー、あんなんも
いいなー、すぱっと決めることができず、両手に山のようにお皿を持って、どうしよう、どうしよう、、、。
結局、普段使いのお皿ではなく、冬休みやイースター時にタパスのようなものを食べるので、その時に使えるものを、という観点から選びました。
今は…そんなワケで、あんまり使う機会がないなぁ〜(汗)。
お会計をすると、お店のおばさんが日本語で「さようなら」とりすちゃんに言いました。日本人がたくさん来るのでしょうかネ…?
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購入したカラフルなお皿
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おしゃれなお店が、ぽつぽつと立っていて、お金があまりなくとも(苦笑)ウィンドーショッピングが楽しいゴシック地区です。
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バルセロナ一古い歴史を持つ蝋燭屋
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その後、大通りを渡って、サンタ・マリア・デル・マール教会へ。
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教会内部
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こちらは先ほどのバルセロナ大聖堂に比べると、内部がずいぶんとすっきりしています。縦にほっそり…お痩せさんのイメージ(?)。
ステンド・グラスも美しく、また、蝋燭も先ほどの「お金をポトリで電気がぱっ」という現代的なものではなく、普通の
美しい蝋燭があちこちで揺れていて、やっぱりこっちのほうが良いね、とだんなと話したりしました。
教会を出た後、お昼ご飯を食べることに。今日は最後、ということもあり、お昼から奮発して(?)タパスを食べよう、という
ことになりました。この教会辺りにたくさんのタパス・バーが溢れていました。ガイドブックによると、この辺り(ボーン地区)は
またまたスリが多いので、カフェで一杯休憩中でも、カバンに気をつけるように、、、と書いてあったので、
外ではなく中で食べられるところを探しました。
見つけたところは、TALLER DE TAPAS
というお店。今、インターネットで調べてみたところ、どうやらバルセロナ市内に4店舗あるようです、、、(がそんなことは
もちろん知りませんでした。)色々頼みましたが、私も素直に、ここは美味しい!と思えるくらい、どれも美味しかったです〜♪
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ロシアン・サラダとかアンチョビとか…
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きびきび働くおじさん(お兄さん?)
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のんびり昼食を済ませた後、りすちゃんが「アイス、アイス〜」と騒ぐので近くのアイス屋でアイスをひとつ。
大きいんだよね〜。これが。4歳児には大きすぎる!!ってワケで、最後は無理矢理取り上げて私が食べてしまいました(苦笑)。
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本人はとっても幸せ
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その後、何をしましょう、、、ということになり、(はがきに貼る)切手を買うため中央郵便局に行くことになりました。
この教会の南西辺りにあるのですが、この辺りは…夜は通らないほうが良いかも?って感じの閑散とした通りでした。
郵便局は、さすがに大きくて立派な建物でした。えーーっと切手は?と思い、ふらふらとみていると、おばさんがこちらよ、と
親切に教えてくれて、切手を売ってくれました。いくらだったかな?記憶なし、です(苦笑)。
気温はぐんぐんと上昇し、気持ち良い春の日って感じ。郵便局の外でも、人々が何をするというわけでもなく、
ぼーっとくつろいで日光浴を楽しんでいました。そして目の前の大通りは、南国風景です。その先は、ヨットハーバー!!
うーん、気持ち良いねえ。寒いオランダから逃げて南国に行きたい、という当初の目的が果たせた気分です。
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南国風景
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ヨットハーバー
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そのままヨットハーバーを突き進み、海に出ました。ザ・地中海!!!
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バルセロナの海岸
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…とはいえ、飛行機の上から見た、南仏の地中海に比べると…海の色はかなり普通っぽい…(苦笑)。
この日、右手を見ると、なんと全身全裸の男性が立っていて…、キャ〜、見てはいけない!!!と左手ばかり
見ていました(爆)。ヘンな人だと思ったので、じっと見ていると、ほーれ見ろ見ろ、、、と近寄ってくる
かも?と思ったのです(普通、思うよね?)。周りの人も、「きゃ、あれは?」と発見しては、目を背けて
いました。バルセロナでは、全身全裸は普通ではないらしい、、、(笑)。
しかし、その後も、ちらちらと見ていると、大きなカメラを持った女性が寄ってきて、あそこでポーズを取れ、とか
ここに立って見ろ、とかいろいろ指示しているようでした。どうやらアートを作成中だったのかもしれません(?)。
この日は相当暖かく、早くも海で泳いでいる子供もいました。2月から水泳、、、沖縄より早い?!
やっぱりここは南国ですね。
のんびりと、観光客・地元っ子を眺めた後、再びヨットハーバーに戻りました。途中、気温が表示されていて、なんと25度。
いや、そんなないと思う、、、。せいぜい20度くらいな気がする???
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バルセロナらしいカラフルな像
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この後、ヨットハーバー沿いをのんびり歩いて、
ランブラス通り方面に向かいました。このヨットハーバー(port vell)沿いは、、、!スリが多発するらしく、たくさんの
警官で溢れていました。いやー、警官と言っても…、二人一組で、ぺちゃくちゃおしゃべりしながら立っているだけなんですけどね。
しかし、怪しい人も何人か見ました!!
怪しい人その1
警官が来たら急いで別のところに隠れていた人。その後も(私が彼を)観察していると、彼は警察の動向が気になるらしく、
隠れた場所から、ちらちら警察を観察していました。怪しい!!警察、気が付いてよ!!(苦笑)
怪しい人その2
こっちはさらに怪しかった。まず、見た目は普通の白人の女の子(女の人)が、ヘンな麻袋を持った
茶色の肌の男の人ににっこり笑いかけたのです。なんだろう?この組み合わせは…と思って見ていると、その麻袋を持った
男性が、立っている警官の前を、これみよがしに通り過ぎ、その後急いで逃走!!!ん?なんだ〜、と思った警察官2名は
急いで…じゃなくて、のんびりとこの男性の後について行ってしまいました。…が、私は思った。この見るからに怪しい奴は
おとりで、実は最初ににっこり笑いかけた見た目普通の女の子がスリなのではなかろうか…?と。立っている警官が目障りだから
あの男性におとりになってもらったのではないか、、、と。この様子を見ていただんなも、あの男性はコメディアンみたいに
怪しすぎる、と言っていました。そうよ、怪しいわよ!!!
真相はまったくの謎ですが、そんなワケでみなさん、、、!この辺りを歩く場合は、要注意です(?!)。
その後、ランブラス通りに入り、ぶらぶら歩いていきます。途中、グエル邸を眺めに行きましたが、
狭い道路から上を見上げるという感じで、あんまりよく見えませんでした。しかも工事中だったようで、一部は木板に覆われているし。
次に、ランブラス通りを挟んで反対側にあるレイアル広場(Plaza reial)へ。こちらは美しい噴水がある
広場です。パームツリーが南国を物語っています。いい感じ…。でも、ガイドブックによると、この辺りは
スリの宝庫だ、ということなので…常に気を緩めずバッグを握りしめてましたヨ(笑)。
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南国の雰囲気たっぷりの広場
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その後、バルセロナのサン・ホセ市場へ。ここは…、日本のガイドブックにもお勧めと書いてあるのか?突如たくさんの
日本人に出会いました。主に卒業旅行の学生さんなのかな。どうやらガイドブックに「ここの生ジュースがお勧め」と書いてあるらしく、
皆、一様にジュースを買っている!!!そして「それほど(賞賛するほど)美味しいと思わないけど」とか、「いやー、
やっぱ美味しいで。」なんて言っている。
…なんか。ガイドブックを持ってなくても、、、読めちゃうなァー。学生さんたちの行動(笑)。
ほほえましい、、、って、私、立派なおばさん(汗)?!…でも。日本のガイドブック(ほとんどが地球の歩き方?!)に
書いてあるところにいくと日本人がたくさんいて、それ以外のところには誰もいないという、、、当たり前といっちゃ当たり前ですが、
日本のガイドブックを持っていない私からすると、本当に顕著です。よく海外に行ったら、日本人に会いたくない、なんていう
日本人がいますが、もし会いたくないのであれば、日本のガイドブックは読まないほうがいいよ、てのが、結論ですかねぇ〜。
いずれにせよ、日本のガイドブックってかなり情報が限られていますから、これだけに頼っていると、かなり行動範囲は狭まるのでは
ないでしょうか。
…って、話が逸れました(苦笑)。まあ、ともかく。ここでは、私も素直に学生さんたちの後に従い、ジュースをお買い上げ(笑)!
ひとつおまけしてもらっちゃいました。ジュース以外は…さすが、もう夕方だったので、店じまいのところも多く、
残っているのは一部だけでした。こういう市場はやっぱり朝一番にいかないとね。
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市場の入り口
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カラフルなナッツ・ドライフルーツ
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魚も豊富
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市場を出て、再びランブラス通りを歩きます。たくさんのストリート・パフォーマーたちがいて、有名な人の前では人垣を作っていました。
それ以外には…なぜかたくさんのペット屋さんが並んでいて、魚やうさぎや鳥を売っていました。なぜペット屋さんなんだろ…。
まぁ、子供にとっては楽しいけどね。
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ペットを見るりすちゃん
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さて。もう夕方。我々にとってはそろそろ夕飯時です。また空いているレストランを探さなきゃ…面倒くさいなー。面倒くさいから、
前行ったところに行こうか…ということになって、結局4日目に出かけたPiscolabisへ。到着時間がちょうど7時だったので、
大丈夫だろう…と思ったのに、今日は外におにいさんが立っていない…。「まだ中には入れないよ」と一度は言われてしまったのですが、
しつこく「中でご飯を食べられる?」と聞くと、中から見覚えのあるお兄さんがきて、「どうぞ、どうぞ」と入れてくれました。良かった。
この日も、前回と同じようなものをオーダーして、食べて…夕食は終わり。やっぱりここの味は…、普通だなー(苦笑)。
お昼のタパス・レストランのほうがよっぽど美味しかった。バルセロナにはきっと美味しいレストランもあるのだろうに、
子連れで食べる時間が早い、という理由で、普通のレストランに行けない、ていうのは本当に残念だわ。
食べ終わる頃、ぼちぼち人が入ってくるくらいで、本日もすごく空いていたので、まあ、のんびりできたからいいのだけれど。
8時過ぎ、お金を払って外へ。人ごみの中、歩いていると、おもちゃ屋さんを発見!!しかも、まだ開いてる!
ここもまた可愛いおもちゃ屋さんで、りすちゃんも私も興奮!この界隈には、子供服・おもちゃのお店がわんさかとあって良いねえ。
しかも、どれもオランダにはない豊富な品ぞろえ!つい何か買いたい…という気分になったけど、なんせ時間がなかった。
閉店時間は8時半で、中を見られたのは10分ほど。あー残念!
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かわいいガールズ・コーナー
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この日が最後の夜だったので、家に帰って荷造り。とはいえ、今回は(も?)それほど何かを購入したわけでもなく、荷造りは
ラクラク終わりました。
最終日。この日は、アパートを11時に出なければならないことになっており、その後空港に向かうことになっていたので、
どこかへ出かけて最後の観光と言うワケにはいかず、のんびり朝食を食べ、その後、この近辺をぶらぶら散策するのみ。
この日はさらに朝から暖かい空気が流れていて、あぁ〜もうちょっとこの南欧に留まっていたい…と思わせるような雰囲気。
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気持ち良いねえ〜
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近辺を歩いていると、今まで見つけられなかったちょっと素敵なタパス・バーなんかを見つけたりして…、なーんだ、ここに
くればよかった、、、!!なんて今更ながら後悔。最初にきちんと歩きまわって見ておくんだった、、、なんて思ったけど、
最初は、やっぱりなんだか怖かったのよね。それが今、こんな、ぶらぶら歩けるようになっているとは…、人間1週間も
同じところに泊まっていれば、さすがに慣れるというもの。そして愛着さえも湧いてくるというもの…?!
このアパートも最初は、ゲゲゲッ、、、て感じだったけど、結局何事もなく日々が過ぎていったなぁ〜。
終わってみれば、すべて楽しかった、ってコトなんでしょうかネ…(笑)。
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泊まったアパート
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そうこうしているうちに時間となって、アパートに戻り、荷物を持って、鍵だけ置いてドアを閉める。忘れ物があったら
大変だ、、、と、ちょっとドキドキしながら…。
ここからまたスペイン広場まで行き、小さなインフォメーション・デスクで空港行きのバスの場所を聞き、そこへ向かいました。
あーー、最後のスペインの暖かい空気だぁ〜なんて、必死に空気を取り込もうとする私(笑)。
やっぱり気持ち良いお天気だったな。空港行きのバスは10分ほどでやってきて、お金を払って乗り込みます。
空港に到着。やれやれ。空港内に入って、私たちの便を調べると、、、な、な、ない!!!案内がのっていないのです。え?どういうこと?!
ちょっと焦った私たち。だんなが慌ててKLMのところに行って私たちが搭乗する飛行機がないんですが、、、なんて
マヌケな質問をしたところ、なんとバルセロナは空港が2つあって、私たちのトランサビアはこちらではない、と言われてしまうでは
ないですか!!!げげげ。かなり焦った私たちは、英語が話せる案内人に「どうやって別の空港に行くんだ?」と聞き、
慌てて空港間を送迎するバス乗り場へ。時間はたっぷりあったので、大丈夫、、、とは思ったけど、予想外のことに出会うとちょっと
焦ってしまいますね。。。
けっきょく、二つの空港間はバスで7、8分といったところだったので、まったく大丈夫でした。かえって早く着きすぎてしまったくらい…。
しかも、メジャーな便はすべて別の(最初の)空港から出ており、たくさんの有名な免税品店・お土産店はほぼすべてそちらに移ってしまって
いたので、覗くお店もありません、、、(涙)。カウンターがなかなかあかないので、ずーっと空港の椅子に座って待ってきました。
そして。ようやくカウンターがオープンし、チケットを貰って、内部に入ってやれやれ、と思ったのもつかの間。出発便・到着便案内を見ると、
な、なんと、ほぼすべての便が遅延しているではありませんか!!!ど、どういうこと〜〜?!
後から分かったことですが、なんとこの日はフランスの管制塔のスト(?!)だとかで、フランス上空を飛べることができず、
北東に飛ぶ便は、すべてイタリア経由で廻っているとのこと!!な、なんと〜〜。そんなワケで、私たちの便は、まず到着が遅れ、
そして出発が遅れ…と散々な目にあってしまいました。本当は余裕を持って帰って、ゆっくりお休み、のハズだったのにぃ〜。
結局、出発で2時間くらい遅れ、さらにイタリア・ドイツ上空経由で帰るので到着するのに1時間くらい余計にかかって…全部で
3時間くらい遅れたのではないでしょうか。はぁ〜。最後はなんだか大変でした。どっと疲れが…。まぁ、私もりすちゃんも明日は
ゆっくりすればいいんだけれどもね。だんなさまだけ…明日から仕事。ご苦労様です。
最後はこんな感じで、大変でしたが、ともかく…。スリに遭うこともなく、病気になることもなく、お天気もまあまあで、楽しいスペイン・バルセロナの1週間を
送ることができたのでした。結果良ければすべてよし。これでバルセロナの旅行記は終わりです。
(終わり)
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