ヨーロッパ紀行 - スペイン・バルセロナへの旅 2010

スペイン・バルセロナへの旅行記をお届けします。
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 スペイン・バルセロナ滞在1週間 2010

スキポールから飛行機に乗って2時間強のお手軽フライト。今年の冬は雪が多く、雪で電車が遅れたら…と それをかなり心配していましたが、当日は快晴でした。

 Day 1

朝は8時頃家を出て、スキポールに向かいました。当日は快晴で、旅行日和って感じです。 スキポールには時間通りに到着し、チェック・インに向かいました。今回の飛行機は「トランサビア (Transavia)」。 エール・フランスとKLMの子会社の「格安航空会社」です。オランダからは、主にヨーロッパの観光地に飛んでいます。 格安航空会社といっても、かなり歴史は古いようで、私たちは今回の旅行までこの飛行機会社が「格安」とは 認識していなかったくらいでした。

チェック・インはJALなどと一緒のターミナル3で行われ、その後 1・2に移動です。KLMと同じく、自動チェックインで、スムーズにチケットを手に入れてから、手荷物検査に 進みました。先日のテロ以来、また少しチェックが厳しくなったようです(←当たり前だ)。 出発前に、軽い昼食を食べて、ぷらぷら出発ロビーへ。飛行機に乗り込むと、一列6人がけの小さな飛行機でしたが 、本日のフライトは席にも結構余裕があるようでした。我が娘、りすちゃんは4歳ですが、すでに飛行機はベテランの域…(?!)。 もう何回か数えきれないくらい乗っているので、当然のことのように席について、シートベルトを締めて、 手前に入っているパンフレットやガイドを見ていました。可笑しかった…。機長のアナウンス中は、(ラジオ・ビデオ)プログラムの 数字の変更ができない、ということも知っていて、私は唖然…びっくりしました(苦笑)。フライト中のジュースや食事はすべて有料でした。

今日のヨーロッパは全体的に晴れのようで、途中、窓から景色を楽しむことができました。最後の30分?45分?くらいは、 (南仏)地中海海岸沿いのフライトで、とても綺麗でした。バルセロナの町もよく見えました。 バルセロナに時間通り到着。出口方面へ歩いて行くと、ターミナル内のお店がどれも閉まっていて、がらーーんとした雰囲気。 どーなってるんだぁ?バルセロナ…?!と思いつつ、歩きました。帰りに分かったことなのですが、 今、バルセロナはターミナルが2つあって、格安航空会社がこちらのがらーーーんとしたターミナルを使っているのでした。 …貧富の差を感じる(笑)。

荷物を受け取る場所で、一週間宿泊するアパートのオーナーに連絡し、1時間後にアパートの前で落ち合うことになりました。 無事連絡がついて、ホッとしました。外に出ると、やっぱり暖かい!!オランダとは格段に違う気候のようです。 空港バスに乗って、バルセロナ市内へ。一人5ユーロでした。りすちゃんの分は…???払いませんでした (もしかしたら、いるのかも?!)。

バスから外を眺める初スペインの風景。ここに来るまで、私のイメージはスペイン=メキシコ、だったのですが、 メキシコに比べると、格段にヨーロッパで(←当たり前ですが…)、異国情緒いっぱい、というよりも、むしろ 日本に近い、という感じでした。特に、オランダは、雑草茫々で、ここが何に使われている場所なのか分からない 土地、というものが存在しないため、たまに見える雑草茫々の地を見て、うーーーん、日本のようだ、と思ったりしました。 どの車も新しく、綺麗で(これはスペインの星、バルセロナならでは、なのかもしれませんが…)、驚いたりしました。

最初のバス停留所、プラヤ・エスパンヤ(スペイン広場)でバスを降り、そこから歩いてアパートに向かいました。 さぁ、ここからは、スリに合うかもしれない!!と、最初だったので、かなり緊張していました。 今日は、スペイン広場で、大きな見本市が行われているらしく、肩からカードをかけたスーツ姿の外国人が 山のように歩いていました。皆、コートも着ておらず…涼しげ。なんか、めっちゃ都会だ。ロッテルダムの 田舎から来た私には、そんな風に感じられました…。

アパートは地下鉄Poble Sec(ポーブルセック)の近くで、スペイン広場から一駅分。大きなスーツケースを持って、 徒歩15分くらいでした。たくさん着込んでいたので、すぐに汗だく…になってきました。 予定時刻を少し過ぎた頃、アパートの近くに到着。外国人が多く、ここはちょっと危ないのでは…大丈夫か?と感じました。 バルセロナ=スリが多い、というイメージがさらに高まった感じです。。。(汗)。外国人=危ない、って短絡的 ですけど…最初だったので、どれくらい危ないのか、分からなかったのです(結局、数日後には、思ったほど危なくない、 ということが分かったのですが…)。

アパートの前で、イザベラさんが待っていました。品の良さそうなおばさんでした。だんなさんはドイツ人だということで、 ドイツ語、英語が話せるようでした。アパートは、とても 小さなビルで、階段を少し登ると、二人だけ乗ることができる小さなエレベータが。だんなが荷物を乗せて4階(実質5階) まで上がりました。私たち3人は階段で…。息が上がりました。

アパートはこじんまりした感じですが、リビングとベッドルームが二つあって、よい感じ。窓からサンサンと光が 射しこんでいました。バスルームも広く綺麗でした。イザベラさんに一通りの話を聞いて、お金&鍵の受け渡し。 イザベラさんが帰って、、、1週間のバルセロナ・ステイの始まりです。

部屋をぐるぐるとみてみると、ベランダのドアのカギがロックできないということが分かり、かなぁーーーり不安になってしまいました。 後から考えれば、実質5階で、空中を縄で伝ってこちらのベランダに渡るって、、、かなり勇気のいることだ(命の危険大いにあり)、 と思ったのですが、とりあえず貴重品をアパートに置いて観光することは難しいぞ、ということになりました。 数日経つと、大丈夫そうだ、という感じになってきたのですが、いつもスーツケースのカギは締めていました。

また、キッチンは綺麗なのですが、備品がほとんどなく(またはとても古そう)、自炊は難しそうだ、、、ということになりました。 家からスパゲッティetc.持ってきていたので、かなりがっかりしました。そんなわけで、初日のアパートの感想は…かなり悪く、 不安なスタートでした。

一方、アパートのいいところは、ベッドルームはシングル2つとセミダブルが1つあって、3人で広々寝られそう。バスルームも ホテルのバスルームのように広く綺麗でした。どの部屋もたくさんの照明があって、夜も明るい。とても静かで、よく寝られる…。と、 このアパートは基本的には良いアパートなのだと思います。備品をしっかりする、鍵の部分を直す、ことさえすれば。。。

ツイン・ベッドルーム


セミダブル・ベッドルームはピンクでりすちゃん好み


リビングルーム


キッチン…綺麗なんだけど、備品が〜〜…汗


さて。アパートの感想はこれくらいとし、その後、朝食やジュースなどの買い出しに、スーパーに出かけることにしました。 アパートから比較的すぐのところに大きなスーパーがあって、便利でした。スペインのスーパーは…、これまた意外ですが( すみません、スペイン…)、色々なものが便利に揃っていて、オランダに比べると安いものも多く、ええ感じやぁ〜!と テンションが上がってしまいました。子供のジュース・パックはドイツに比べると豊富だし、パンもクロワッサンから バケットから普通の食パンまで、これまたドイツやオランダに比べると豊富だし、鮮魚が並ぶお魚コーナーなんかも あって、おぉぉぉ〜!という感じでした(←オランダでは、見たことない)。 スペインの水は飲まないほうが良い(料理などにも使わないほうが良い)、と言われているらしく、たくさんの大型水が 大量に売られていました。これはちょっぴりメキシコらしく、昔行ったメキシコを懐かしく思い出しました。 ただ、メキシコは「歯磨きなどの水も気をつけたほうが良い(おなかを壊す)」と言われましたが、スペインは「飲んでも胃腸を崩す」 ということはないんだそうです。

水、ジュース、パン、果物などを買って、再びアパートへ。すでに夕方5時を回っていて、今夜の夕食を考えなければいけません。 本当は初日は自炊、と思っていたので、わざわざ外に食べに出かけなければいけないのが面倒くさい。。。 とはいえ、何も食べない、というワケにもいかないので、夕方6時を回った頃、再び外に出ました。ガイドブックにこの近くの レストラン情報があったので、そこに行ってみたのですが、残念ながら閉まっておりボツ。ただ、近くにちょっと入ってみたい カフェ(パンなどを置いている)が朝から空いているのが分かったので、朝食を食べにここにきてもいいね、という話になりました。 この辺りは、お店がたくさんあって、どれも全部オープンしているものの、初日は「この辺りは怪しい」という印象をぬぐうことができなかったため、 すべてに疑いをかけていました(汗)。後ろに人が歩いているだけで、つけられている!と思ったくらいですもの…苦笑。 そんなワケで、おいそれと、その辺りのバーやカフェに入るワケにもいかず…どうしようか、、、です。

結局、大きな道路沿いにあった海鮮タパス・バーに入ることにしました。ここは(その後も)いつ見ても、けっこう人が入っていて、 この辺りでは人気のバーらしい…。中に入ると、奥が座れるレストランになっていました。太った感じの良いお兄さんが 英語のメニューを持ってきてくれて、それを見て、イベリコ豚のチョリソとパエリアを頼むことにしました。 だんなは海鮮もパエリアも好きではなく(…汗)、今後、パエリアを食べられるチャンスがあるかどうかも分からん、 というわけで、最初の日にトライすることにしたのです。ここのパエリアはけっこう値段も高く(←というか、他のところは いくらくらいなのか?!)、一人16ユーロ〜18ユーロくらいしました。おにいさんがパンとトマトとガーリックもどうだ?と 勧めたので、それも頼むことにしました。

実際に来たパンは、やたら大きく、トマト一個とガーリックをを手でがしっとつぶして塗る、という大胆なやり方。 スペインってこうなんだー?ワイルドだなぁ、と思いました。実際にこんなにワイルドだったのは、ここだけだったのですが…汗。 イベリコ豚も、てんこ盛りで、4人くらいでシェアしたいくらい…(二人じゃ厳しい)。最後にやってきたパエリアは 海鮮と豚肉が豪華に乗ったもので、私のイメージする本場のパエリアでした(どんなんじゃ)。 実際に食べてみると、味がしっかり着きすぎ?!お米がもっちり?!という感じがしましたが、まぁまぁのお味でした。 だんなは、このパエリアならOK、と言っていました。以前、スペインで食べたものは相当不味かったらしい…。 途中で、あ、今日は写真全然撮ってない!ということに気づき、慌てて撮りました。なので、食べかけ…すみません。

食べかけすみません…。


食べている途中、例の見本市にやってきたイギリス人と思われる男性二人がやってきて、タパスを適当に頼んでいました。 一皿がやっぱり結構な量で、タパスってこんなに大きいのかねぇ?と思いました(二人だと3〜4皿くらいしか食べられません)。 が、この後行ったレストランでは、こんなに大きな皿は出てこなかったので、やっぱりここが特別だったのかもしれません。海鮮タパスが中心で、 うーーん、だんなも魚好きであったならばなあ、と少し残念に思いました。りすちゃんは、ほとんど口にせず、パンくらいしか 食べませんでした。初めて食べるものは、相変わらず口にしない彼女です。困ったものだ…。8時前には食べ終わり、アパートに戻りました。

スペインって、、、この時間はまだレストランは空いてないのよね。オランダでは、この時間には、子供は寝ているっていうのに…。 いったいどんな国じゃ、って感じです。実際、アパートでも、9時頃からご飯を食べるらしく、りすちゃんを寝かしつけているときに、 上階から(?)ぎーぎー、と椅子を動かす音が聞こえてきました。同じヨーロッパといっても、この点は、ずいぶん違います。 本日は、初日ということもあったし、緊張したのかずいぶん疲れたので、りすちゃんを寝かしつけた後、私もお風呂に入って眠りました。

 
バルセロナ・スペイン滞在1週間 2010 2日目へ続く



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