ヨーロッパ紀行 - ドイツ・ワインの名産地モーゼル川地方の旅 2010

夏のドイツ・モーゼル川流域への旅行記をお届けします。
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 ドイツ・モーゼル川地方滞在1週間 2010

今日はベルンカステル・クースから東のコッヘムに移動し、今回の旅行最後の1日を堪能します。

 Day 7

今日も早目の行動。このホテルが嫌で…と言うワケではないのですが(苦笑)、今日は移動日。このベルンカステル・クースから 鉄道までのバスの便が限られていること、そして次のコッヘムの宿が「水曜日は朝12時までにチェックインかまたは夕方以降に チェックイン」といった内容の事が書いてあり、ともかく早目に行ったほうが良い、と思ったのです。いずれにせよ、コッヘムには 一泊しかしないので、観光するならば早目のほうが良し!ということもあるしね。

美味しい朝食を急いでお腹に詰め込み、チェックアウト。例のおじさんだったので、ちょっとビリビリ緊張でしたが…(苦笑)、 余計なことは言わず、最初の日に決めた通りの支払いで済みました。ホッ。いやぁ〜、ここでまた一言嫌味でもあったのならば… 怒り頂点だったと思いますけど!!ともかく問題のあったホテルを無事チェックアウトできて良かった。。。

帰りのバスはきちんと見ていました。途中で通る村々はどこもブドウの枝で飾られてとても可愛らしく、いいな、いいな、という 感じでした。今度は電車の待ち時間がほとんどなかったため、前もって(2日前にここに到着したとき)切符を購入してありました。 結局、バスもきっちり到着したので、思ったほどギリギリということもありませんでしたが、海外での切符購入は手間取ることも あるし、気分的に落ち着きますよね。ウィトリッヒ駅(Wittlich)からコッヘムまではわずか20分。途中、モーゼル川が近づいたり 遠のいたり…車窓を見ているうちにあっという間についてしまいました。

ホテルの前にて


マルクトのすぐ裏にある今回のホテルには10時半くらいに到着。まだ朝食を食べ終わったばかり…というところに入っていったので、 「あれ、ずいぶん早い到着ですね」と言われてしまいました。「あの、今日は12時までに到着するように、と書いてあったので。」と いうと、うれしそうに「ああ、そうですね!どうもありがとうございます。今日は家族の日なので、お客様が全部チェックインしてから 家族の時間を持つようにしているんですよ。あ、どうぞ、どうぞ。お部屋の用意ができるまでコーヒーやジュースを用意します。」 とっても感じの良いオーナーで、ドイツ人にしては(というと失礼だけど)とても美しい英語。チェックインするまでは、 いったいどんなホテルだろ?という感じでしたが、このオーナーとの会話ですっかりリラックス気分になりました。 とても用心深いだんなもすっかり打ち解けたように話をしていて、ちょっとびっくり…この町の第一印象はバッチリです!!

(こちらのホテルは
「プチホテル・B&Bふぁいる(ドイツ編)」にて紹介中です!)

小さいのにバスが入ってきて忙しいマルクト


可愛らしい木組みの家もアリ


ホテルを出て10メートルも歩けばマルクト。とても賑やかです。ベルンカステル・クースのマルクトのほうが静かで美しいけど、こちらもなかなか。 どんなお店があるのか覗いた後、ライヒスブルク城へGO!

丘の上に立つライヒスブルク城の門


おとぎ話のようなかわいらしいお城


丘の上までてくてく登ります。歩いている人はほぼ全員観光客で、皆、ライヒスブルク城を目指しているようです(笑)。丘の上にけっこう大きなお城が見えてきて、 だんだん近づいてきました。門をくぐるとたくさんの人・人・人。お城の内部はツアーで回れる、ということだったので、チケットをお店で購入して ツアー時間になるのを待ちました(人数制限etc.はナシ)。

ライヒスブルク城内


ライヒスブルク城内 - その2


だんなはお城で友達を作ったようです…?!


お城からの眺めは…モーゼル川一望


ツアーはドイツ語でしたが、英語訳の紙を配ってもらいました。…でも、けっこう忙しく廻るので、読んでるヒマがありませんでした…汗。 廻れる範囲はかなり限定的でしたが、モーゼル川も眼下に眺められたし…なかなかでした。ここまで来たら、やっぱり中まで行っとかなきゃ!という アトラクションです。

お土産屋さんの隣にあった、カフェもなかなか雰囲気が良く(眺望も良く)、吸い寄せられるように入っていきました。残念ながらテラス席は一杯…でも、 室内でもいいワ、、、と、室内に座って昼食タイム。良い感じ!!



のんびりカフェ朝食タイムの後は、再びぶらぶら丘を下ります。登った時とは別の道を通ったのですが、こちらはたくさんのワインバー、試飲ワインショップが あり、こちらもやっぱりワインの町なんだな、という感じでした。それにしても…気のせい?歩いている人がしゃべっている言語は、オランダ語ばっかり。 どうやらこの町は、本当にオランダ人に人気があるらしく、観光客はオランダ人ばっかり。しかも、町はかなり混んでいて…オランダ人、どれだけいるんよ?って 感じ…(苦笑)。あるワインバーからは、おなじみのダッチ・ソングまで聞こえてきて、、、だんなは少々ガッカリのようです。そりゃ、そうよね。外国に 来たら、日本人ばっかりで、お店から日本の演歌まで聞こえてきた、、、となったら、少々(かなり?)ゲンナリしますよね。

コッヘムの街並み(川沿い)


コッヘムの町は小さいながら、お店がいくつかあって…スポーツ店に入った途端、私がハマってしまいました。ドイツにいけばいつも買ってしまう Jack Wolfskinのアウトドア・グッズ。そういえば、もう10年以上も着ているNorth Faceの雨除けジャンパーがよれよれになって、雨除けの用途を果たせなく なっているんだったっけ…と思いだした途端、どうしても冬用&雨除け用のコートが欲しくなってしまいました、、、汗。 急に欲しくなっちゃった…って言っても、200ユーロはします。簡単には買えない、、、と一日考えることに(苦笑)。

その後、街をぶらぶらし、再びカフェでワインでも一杯…と思いましたが、こちら側はかなり混んでいて人がいっぱいなので、橋を渡って反対側に 行ってみることにしました。

橋の上からライヒスブルグ城を臨む


橋の反対側は…思った通り、いい感じ♪川を眺望できるカフェも空席があったので、座ってのんびり。

カフェからパチリ


みんな、のんび〜りしています。りすちゃんが、日本語やオランダ語、英語もごっちゃに混ぜて「きゃぴきゃぴ」と 話していると、隣に座っていたおじさんが、「俺もデン・ハーグのインターナショナルスクールでバスドライバーとして 働いていたから、子供たちがいろんな言語を話しているのを見ると懐かしいよ」と声をかけてきました。 …あら。デン・ハーグ。やっぱりこの辺りには地元オランダの人がごっちゃごっちゃいるってコトね(笑)。

カフェを出て再びのんびり川沿い歩き。すると、ちょっとステキ♪な感じのレストランを見つけました。 ちょっと早いけど…あちら側は混んでいることだし、我らがホテルのレストランは残念ながらお休みなことだし、、、 ここでご飯を食べて行くか、ということになりました。

このワイン樽に惹かれてしまいました…。


レストランの名前は Weinstuben Hieronimi 。 問題は、現金の手持ちがあまりなかったことです。…ま。クレジットカード使えるよ。 だって。ここ、ホテルレストランだもの。その思いで、ワイン、前菜スープ、そしてメインを頼みました。

りすちゃんも超ご機嫌


食事は、まあまあだったかな。前菜のスープが美味しかったと記憶してます(これを書いている今、すでに記憶が遠のいています)。そしてお勘定となり、 請求書を見るとやっぱり手持ちの現金は足りない…。「あの〜、カード使えますか?」とだんなが聞くと、なんと答えはNO。ウッソ〜です(涙)。 橋を渡った向こう側にATMがあると言われ…だんなが行くことになりました。だんなが行く、といえば、りすちゃんも行く!といい…結局、私が人質(苦笑)。 じーーーーっと座って待ってました。別に怪しい、とは思われなかったようだけれどもね。往復しただんなとりすちゃん、ご苦労様でした…。

橋をぶらぶら渡って散歩しながらホテルへ。やっぱり酔っぱらってしまって、帰ったら一番に寝てしまった私でした。再び起きると、りすちゃんは お部屋のベッドにいた2ひきのテディ・ベアを抱えて寝ておりました、、、。

さて。翌日。再びスポーツショップに行き、どうしよう〜どうしよう〜と思い悩み、、、結局ATMへ。どどーーーんと真夏に冬用アウトドアコートを 購入してしまった私なのでした(笑)。その後、ホテルをチェックアウトし、駅へ。途中、ケルンで乗り換え(お昼ごはん)、オランダへ向かったのでした。 念願のモーゼル川旅行、テーマはワイン(ブドウ畑)ながら…なかなか変化に富んでいて、面白かったです。これで2010年のドイツの旅行記はおしまいです。

(終わり)



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