ヨーロッパ紀行 - イタリア・フィレンツェへの旅 2007

イタリア・フィレンツェとトスカーナへの旅行記をお届けします。
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 イタリア・フィレンツェ 2007年12月

本日はウッフィツィ美術館鑑賞日。予定はこれしか入れてないので、かなりのんびりの一日のはず?です。

 Day 4

今日は朝8時起床。今日は日曜日で雨、しかも寒い一日。本日ウッフィツィに予約を入れていた私たちは「まさに美術館鑑賞日だねえ」と 自分たちの日程に満足するのでした…。と・こ・ろ・が。だんなが「あれぇ、予約は今日にしたけど、時間は何時だったかしらん?」 などととぼけたことを言うではありませんか。冗談かと思いきや、本気らしく…えーーーー?と焦る私。たぶん11時だと思う、、、という ので、それを信じて10時過ぎにアパートを出る私たち。

雨の中とぼとぼ歩くりすちゃんとだんな


まあ、でも、冬だし…12月の何もない時期だし…まあ、それ程人は多くないだろう、と思いながらウッフィツィに向かった私。その予想は見事にハズレ、 美術館の前にずらあああああーーーーと並ぶ人を発見した瞬間、「予約時間、合っているよね?」とかなり心配に。 これが予約が10時ならば…ウッフィツィよ、さようなら、であります…(苦笑)。 とにもかくにも予約チケット受取りブースに向かいました。だんながごちょごちょ話し、書いてきた受付番号やらなんやらを見せて…無事チケット、ゲット! この瞬間、ほーっとしました。

しかし、外に出て、予約チケット保持者のラインにつくと、これもまたすごい人ごみ。無事に入れるのかしら?!と不安になりながら、 進みもしない列にじぃぃぃ〜と並んでいました。ちょっとイライラしたので、横入りしようとした人(たぶん最終ラインがどこか 気づいていないだけだと思いますが…)、「ちょっと、あなた、一番後ろはここじゃないわよ!」と、冷たい一言をかけてしまった くらいです(汗)。ちょっとスーッとしました(笑)。

ところが、突然目の前のしまっていたドアが開き、この辺りに並んでいた人は入っていいことになりました。バギーを持っていた私たちは もちろん「ほれほれ、おいで、おいで」と優先的に進めてもらったのですが、りすちゃん、この建物に何かを感じたのか(?)、 尻込みして(本当にお尻が後ろにすぽっと下がっていた)、大泣きして、入りません。最後は私たち二人に引っ張られて入ったのでした。 しかし、この後も、どの部屋に入るのも嫌がって、廊下に居たがったので、、、なんなんでしょうね…。やっぱり何か感じた?!

ウッフィツィ美術館からの風景


さて。ウッフィツィ美術館の感想ですが、思ったより「小さかった」でしょうかね。ルーブルを想像していったので、この感想は当たり前 なんですが…笑。でも、だんなもそういってました。あと、ヴィーナス誕生はとても綺麗でした。古い絵なのであまり、、、と聞いていたのですが、 やはり絵葉書なんかとは違ってホンモノは透き通ってみえました。しかし、この時代の絵って…どーしてマドンナ(マリア)はとても 綺麗に描かれているのに、赤ちゃんはブサイクなんでしょう。なんつーか。赤ちゃんの顔が「大人の顔」なんですよね…。 赤ちゃんってこんな顔じゃないよ、、、と、思いつつ、どこかにかわいい顔をした赤ちゃんがいないものか、と探し回りましたが… 納得できるものは、一点もありませんでした(汗)。これだけ「マリアとキリスト(赤ちゃん)」を題材にした絵画があったのに…。 私、何やってたんだろ、と思いますが、今、記憶にあることはこれくらいです(爆)。やっぱり私も母親になった、てことでしょうか。

もちろん写真撮影は禁止です…☆




お昼時間も過ぎたので、ウッフィツィ美術館のカフェに向かったのですが、うーーーん、イマイチ。小さいし、混んでいる!!

景色は良いのですが…カフェには入らず


結局、外に出てから何か食べることにしようか、ということになり、出口に向かったのですが、出口は遠かった…。階段を下りて、進んでいくと 別の展示室が…。えぇぇぇ、ここから別室があるのぉ?と、予期せぬ展開に驚き(しかも有名な絵があったので無視できぬ…)、その後は 次々続くお土産グッズ屋さん。ここの一つに子供の絵本etc.を大々的に扱っている「本屋」さんがあって、りすちゃんはすっかり ここに留まってしまいました。まあ、今まで頑張って美術鑑賞したんだから、仕方がないか…と、ご機嫌取りに徹する私。とっても かわいい絵本がいくつかあったので、イタリア語ながら1冊本を購入してしまいました。誰も分かんないけど…苦笑。

ようやく外に出ました。もうお昼と呼ぶにはかなり遅い時間です、、、。お腹も空いているので、どこか歩いて探すのも面倒だ、ということで シニョリーア広場の一番良いところに面した外から見てとても優雅で美しいカフェ・リヴォワールに入ることにした。 ここ。内装もケーキもとってもステキ。…だけど、お値段もとってもステキ…(汗)。ちょっとした軽食やらコーヒーやらケーキをつまんだ だけなのに、請求書は30ユーロ!!ぎゃ!!!高いぜ〜…とため息。でも、美味しかったし、ゴージャスだったし…。まあ、毎日は 入ることはできないけれども、1回くらいは良い、ということにしておこう。それにしても、日本人もたくさんいたな、、、。 日本人ってやっぱりお金持ちだわ、とつくづく思う私でした。

カフェ・リヴォワール内にて


外から中を覗く、、、温かい雰囲気


お土産のチョコレートも豪華!


その後、雨も小ぶりになったのでぶらぶらドォーモへ。何をするワケでもなく当てもなく歩くだけなのですが、フィレンツェの街を 当てもなく急がず歩くって、なんだかとても贅沢。だって…大抵の観光客は、スケジュールに忙しく、何か目的を持って あっちにいったりこっちにいったりしているのだものね。

今日は日曜日でしたが、フィレンツェの街は、日曜日もお店は営業しているようで、夕方になってくるとたくさんの人たちで いっぱいに。私たちも、ラ・リナシェンテ(デパート)に入っておしゃれなイタリアグッズにため息をついたり、 外からショーウィンドーを見たりしてのんびりと過ごした。

アパートのほうに向かうと、こんな小さい店は日曜日はオープンしていないだろう、、、と思われるイルパピーノ(高級文具・紙) もオープンしていて、フィレンツェの風景のカードを購入しました。ちょっと購入しただけなのに(そりゃ、一枚一枚、 普通に考えると高いけど…)、(大きくはないものの)ものすごい高級そうな立派な紙袋にカードを入れてくれたのでびっくり。 儲かっている…ってことなのかしらね〜(苦笑)。支店もイタリアだけではなくアメリカやらオーストラリアにあるので、 人気なのね。こういう紙って。

その後、アパート近くのお惣菜兼レストランをやっているLa Spadaへ。…が、まだ時間が早いらしくOPENしていませんでした。 まさか、日曜日だからって閉まっているってことはないよね…?!時間をつぶすために、これまたアパートの近くにあった 高級そうな子供服のお店へ。

見るからに高級そう、、、でも、かわいらしい子供服


ここは…本当に高級でした…(汗)。イタリアならではの高級布で作られた子供服の数々…。しかも、お客さん一人に 店員一人が付くんです。「どんなものをお探し?」と聞かれ、この子供の服を…とおずおずと答えると、あちらこちらから 服をかき集めてきて「これは絹のズボン」「これはイタリア製のXX」…てな調子に、ぱんぱんと洋服を見せて行くんです。 しかし、お値段が〜〜。とにかく布が高級らしく、かわいらしさよりも高級さが漂っているのです。2歳児にこんな 服を着せても…ってそんな感じ〜〜(汗)。どーしよ、買えない、でも、こんな風に見せられちゃうと、断りづらい…。 そんな風に思う私は、典型的な日本人ってヤツですか(汗)?!、、、だんながシビアに「好きなのがなければ 断ればいいじゃない」と言ったので、勇気を持って断りましたが、私一人では何か一枚無駄に購入していただろうなァー と思われます…。断る勇気がなければ、こういうお店、やたらに入らないほうがいいのかも、、、(苦笑)。

重苦しい雰囲気を振りきって(苦笑)外に出ると、なんだか本当にホッとしました。疲れたぁ〜〜!!! もう一度、お惣菜店を覗くと、今度はOPENしていたので、思い切って中に入って、お惣菜を購入してみました。 勝ったのは、チキン、ポテト、にんじん、パプリカのお野菜…量が多いのか少ないのか分かりませんが、 お会計はどれくらいだろう、、、とドキドキしながら待っていると、なんと全部で11ユーロ程。 昨日に比べると、格段に安い!!!アパートに帰ってパスタだけ湯がいて、食べました。 チキンが美味しかったです。りすちゃんも少し食べたし…。食後、だんなが食器を洗っている間、 私たちは遊んで、片付けが終了すると、いつものようにジェラード屋さんへ。ピスタチオが美味しかった。 8時半頃アパートに帰ってきて、寝る準備をしてりすちゃんは就寝。私もワインを飲んで、日記を書いたら、もうすぐ寝る予定…。



 イタリア・フィレンツェへの旅 2007年12月 5日目へ続く



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