ヨーロッパ紀行 - イタリア・フィレンツェへの旅 2007

イタリア・フィレンツェとトスカーナへの旅行記をお届けします。
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 イタリア・フィレンツェ 2007年12月

本日はシニョリーア広場を通ってサンタ・クローチェ教会へ。その後、ミケランジェロ広場に行くというこれまたのんびりの日程。 途中ハプニングで、りすちゃんは大泣き、だんなも泣く…というトンデモナイ羽目に?!

 Day 3

朝7時。カリオンの音が鳴り響き、目が覚める。今日は何の日なんだろう?土曜日なのに?!ゆっくり起きて、アパートでのんびり しながら朝食。りすちゃんは、ご飯を食べ終わるとすぐに外に行きたがり、人の靴を並べて、「さあ履け、さあ履け」と 大忙し。アパートだと退屈なのかしらね?!よく分からないけど…。私たちはその手には乗らず(?)結局9時半頃アパートを出発。 ぷらぷらとお店を覗きながら、シニョリーア広場へ。

りすちゃん@シニョリーア広場


雨もぱらぱら降っているのに、すんごい人ごみ。団体客から個人客からわんさわんさ。りすちゃんも雨をものともせず、楽しそうに 広場内を駆け回っておりました。

さて。シニョリーア広場にはご存知ミケランジェロのダビデ像(複製)から色んな彫刻があちこちに立っております。一応見ておかねば、 とぐるりと一回り。どちらを覗いても絵になる風景で、あちらでパチリ、こちらでパチリと大忙しの私(たち)。

有名な像たち…


途中でマーチもやってきて盛り上がってました


こちらの像たちは屋根があるので濡れません


なんやかんやとかなりの時間を費やし、サンタ・クローチェ教会のほうへ。この教会とシニョリーア広場の間には、たくさんの皮工場 があるらしく、たくさんの革製品のお店が立ち並んでおりました。革製品のバッグやお財布が欲しい!とずーっと思っていた私。 もちろん、すんなり通り抜けられるワケがありません。「うっきーーー」と興奮しながら、まずバッグを1個、お買い上げ〜。 ステキなデザインで気に入っています(が、まだ降ろしてません)。いつも半額なのか、その時期がたまたまだったのか分かりませんが、 一応半額で70ユーロでした。高いのかな、安いのかな、、、?!

デザインが気に入ってるバッグ




ようやくサンタ・クローチェ教会に到着。教会の前では、クリスマスマーケットがオープンしていました。事前に掴んだ情報では、クリスマスの1週間 前から、と書いてあったので、もう開いているのにはビックリ。お店のものは本場ドイツ系のものが多かったかな…?

とりあえずクローチェ教会に入ったのですが、やはり本日は何かの日らしく、ミサが行われており、ドア付近までしか入ることが できませんでした。午後1時から再OPENと書いてあったので、それまでどこかで時間を潰さなければ…。

まずはマーケットでも見てみるか、とぐるりと回ったのですが…。連日興奮&緊張のりすちゃん、やっぱり相当疲れるらしく、ここら 辺りでものすごく機嫌が悪くなってきました。や、やばい、、、てな程。もう12時も近かったのでお腹が空いたのだよ、とマーケットで アップルタルトを購入して与えてみるものの、全然変化なし!!ど、どーする、どうする?!と焦りながら、二人やれカフェに入ってみようか、 いや、マーケットで何か食べてみようか、と話しつつ、こちらもだんだん険悪なムードへ。結局、クローチェ教会の目の前にあった カフェに入ることになりました。

クローチェ教会前のカフェにて


ようやく…。ホッとできるか〜?!と、注文を済ませ待っていると、おねえさんがりすちゃんにお絵描きセットを持ってきてくれました。 マジックと紙、ね。それを見て、嬉々と喜んで絵を描き始めるりすちゃん。そこまでは良かったのですがーー。

もちろん、りすちゃんの 手はマジックでだんだんと汚れてきてしまいました。だんなはそれがとても気に入らないらしく、もうダメ、と最後は紙を取り上げてしまいました。 りすちゃんはもちろんうろたえてしまい、大泣き、それで、だんなもだんだんと怒り出し…。なんか最悪な状態。手を洗ってくる、というので、 いってくれば、となんだか険悪ムードな二人をトイレに送り出したものの、いっこうに帰ってこず、どーなってるのかなあ?と待っていると、 ようやく帰ってきました。見ると、だんなはすごい怒ってます。「落ちない、落ちないんだよ!!」と…。終いには「なんで彼女がペンを使うのを 許したんだ?」と私に怒るだんなを前に、私は「しらぁ〜…」状態。ごめん、だって、私は、、、子供なんだから手くらい汚れるでしょ、 ていう感覚なのーーー。

で。りすちゃんはだんなのこの状態に焦っておしゃぶりしようとするのですが、 ペンで汚れた手でおしゃぶりするのこそ、だんなにとっては許せない行為らしく(?)、「ダメ、ダメだよ。お願いだから、指を しゃぶっちゃダメだ〜」と涙を流しながら、りすちゃんのおしゃぶりを阻止しているだんな。私の「しらぁ〜…」モードがどんどん 高まっていってしまいました。いったい何なんだ、この空間は…てな感じ。そんなすごい状態の中で、注文したパスタが来て、 食べたのですが、たぶんここのパスタが一番美味しかったような気もするのですが、もちろん「美味しいねえ〜♪」なんて感動して 味わって食べることもできず…。疲れました(…)。

ご飯を食べ終わり、りすちゃんは全然食べなかったものの、少し落ち着いてきたので、「じゃ、私、トイレにいってくるわ」とトイレへ。 そこで石鹸を見たので、帰ってきて「石鹸で(りすちゃんの手を)洗ったのに落ちなかったの?」と聞くと、だんなは「石鹸は 使わなかった」とのご回答。あ、あのねええええーーー。そりゃ、石鹸を使わなかったらマジックは落ちんだろう?! あまりに呆れ果てて、「もう一回行ってきたら?待ってるから?!」と二人をトイレに送り出し、水を飲みながら待つ私。 しばらくすると二人は明るいムードで戻ってきて、「石鹸で洗ったら、ほとんど落ちた」ですってさ。あったりまえだろーーー?! 最初から石鹸で洗っていたら、あの涙も怒りもなかったのか?そうしたら、落ち着いてご飯を食べられたのか?と思うと、ムクムクと 私の腹に怒りが…。だんなはすっかりケロッと明るくなっていたけれど、私のほうはしばらく怒りが収まりませんでした。

さて。波乱のあったカフェを後にし、気を取り直して、サンタ・クローチェ教会へ。ここは、、、思った以上に素晴らしい教会 でしたねえ。フレスコ画が本当に綺麗で。よく考えてみると、フレスコ画が美しい教会を見たのはこれが初めてで、それだから こそ感動したのか?それともここが素晴らしいから感動したのか…?初心者なのでよく分かりませんが、とにかく色が綺麗で、 うぉぉぉぉー!と感動しながら、見ていました。

フレスコ画…


フレスコ画とステンドグラス


フレスコ画…


フレスコ画…


もちろん、有名なミケランジェロのお墓もここにあります。

ミケランジェロのお墓


こちらはロッシーニのお墓


最後は、中庭。そこには別のミュージアムもあって本当に見どころの多い教会でした。

中庭にて、、、石を拾うりすちゃん




さて、教会を後にし、時計を見ると早3時を回っています。天気は回復し、青空も見えていたので、フィレンツェのベストビューが見える というミケランジェロ広場まで歩いて行くことにしました。夕焼け時が綺麗というので、日の入りが早い12月は急いで上がらなければ なりません。

橋を渡ったところ


事前情報では、歩いて上がると大変だ、とか遠い、とか、、、色々書いてあったので、一体どれほど遠いのだろう?日の入りに間に合うだろうか… とちょっと焦りながら向かいました。途中橋を渡ったところで後ろを振り返ると、とても美しい風景だったので、ぱちり、と写真を 撮ったのですが、このときだって、「のんびりしてはいられない…」と思ったくらいです(笑)。

こっち方面だろう、と時々ある標識を頼りにしながら、坂道を上がると最後は、げーーー?(琴平の)金毘羅さんも真っ青ーーーな階段(←かなり 大げさ)がずら〜と目の前にそびえたっています。りすちゃんには歩いて階段を登ってもらって、私はバギーをえっさほいさと運ぶのですが、 辛かった(涙)。でも、りすちゃんは全部1人で登りきりましたよ。

さて。ミケランジェロ広場に着くと、、、人がいっぱい!!そして、、、景色は…。

サイコ〜〜〜!!



私はどちらかというと緑が好きなので、町の景色には、大抵「去りがたくいつまでも見ていたい、、、」などという感想はあんまり 起きないのですが、ここは日の沈むまで去りがたかったです(日の長い夏だったら大変だ…)。

川と街と夕焼けの色がマッチして


日が沈み、急に景色が色あせたので、下に下りることになりました。階段はバギー持ちはつらいので、今度は緩い坂道を下りることにしました。 途中、急いで上がる人を何人か見かけ(日本人を含め)、ああ、この人たちは夕焼け空の景色を見られないのだ、と思うと、つい 「行ってももう綺麗な景色は終わってますよ」などとおせっかいな大バカ野郎になりそうになりました…(苦笑)。実際には もちろん言わなかったですけど…。でも、もしこのサイトを見てから、ミケランジェロ広場に行くことになった方々がいると すれば、絶対に日が落ちる前に行ったほうがいいですよ、とお勧めしておくことにしましょう。



ずっとバギーに乗りたがらなかったりすちゃんですが、坂を下りきったところで、抵抗するりすちゃんをバギーに乗せ、また先程来た道に戻ることにしました。 少し経って、バギーを見ると…りすちゃん!寝てる!!これでようやくゆっくりと買い物ができる、、、と、ほぉ〜っとした私たち。 だってね。今まで、落ち着いて○○する、ということができなかったんですもの…(涙)。

サンタ・クローチェ教会界隈は、クリスマスマーケットのせいか?ものすごい人だかり!!すっごい狭い道に溢れんばかりに人が行き交い、 バギーは本当に「邪魔者」って感じ。それでも、りすちゃんが寝ているのをいいことに「皮財布」も購入〜♪今回は本当にゆっくり選べて うれしかった…。

夜のサンタ・クローチェ広場


財布を購入した後、混雑して人が途切れることがない狭い道を進み、シニョリーア広場に戻りました。ここも大混雑!!土曜日の夜6時過ぎなんて、、、 ロッテルダムだと閑散としていて、本当に悲しいくらいなのに、ここはこの人ごみ。いやぁ、、、いいな、都会って。なんだか 異様に興奮してしまった私です(←田舎モノ)。

夕飯は、ここの近くにある「地球の○○方」に載っていたケータリング屋「Hot Pot」へ。うーーーーーん。。。味は、イマイチ、 いや、私が作ったほうが数倍美味しい、、、。しかも全部で35ユーロ?!高すぎだよ。これっきしの料理で。。。というわけで、 私は、まったくお勧めできません。ここ。まあ、子持ちには、待たずに料理を食べられる、ていうのは利点だけどさぁぁぁ。。。

不満タラタラながら、6時半過ぎには食べ終わったので、再び混雑の中に戻りました。たくさんの人がたくさんのお店の紙バッグを持って…。 イタリア人ってリッチなんだなあ、、、と、なんだかぼんやり思う私なのでした。

こちらもクリスマスイルミネーションが…


クリスマスツリーも今日から点等しました!


7時過ぎにいつものジェラード屋に寄り、本日のジェラードを堪能し、アパートの近くのお店で、ジュースやなんやらを購入して アパートに戻りました。8時半にはりすちゃんも就寝し、ほ、、、ようやく普通のペースかしらね?!りすちゃんが寝た後は、 私たちはまたまたワインを飲みながら、パンフレットや本を見て、フィレンツェの町の復習、復習…。

 
イタリア・フィレンツェへの旅 2007年12月 4日目へ続く



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