ヨーロッパ紀行 - イタリア・フィレンツェへの旅 2007

イタリア・フィレンツェとトスカーナへの旅行記をお届けします。
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 イタリア・フィレンツェ 2007年12月

1日目は移動、そして滞在先アパート近辺のお散歩です。アムステルダムのスキポール空港からイタリアの地方空港フィレンツェの空港に飛びました。

 Day 1

今日は朝早い一日。フライトが10時なので8時頃までにスキポールに着かねばならず、家を朝6時前にでなければなりません。 朝4時半頃起床、りすちゃんも5時過ぎには起こされ、時間通りに家を出ました。地下鉄もさすがに空いてたかな…?りすちゃんは 「こりゃ、何かが起こるらしい…」と何かを感じ取ったらしく、いつもならバギーに乗るのをいやがったり、歩きたがったり… 色々家を出るまで大変なのですが、今日は珍しく何の抵抗もなく言うなりになってました。地下鉄も電車も順調!! に行き、無事スキポールに到着。しかし、駅に到着する前辺りから、りすちゃんの抵抗が(やっぱり)始まり…バギーから降りて歩きたがるので、 、そこからは時間がやたらかかりましたが…(汗)。

飛行機を見るりすちゃん


今回利用した飛行機会社はメリディアナ(Meridiana)航空。はっきりいって…知りません(でした)。この航空会社が唯一アムスから フィレンツェへの直行便を飛ばしており、それ以外は、ミラノ経由やパリ経由やフランクフルト経由や…と、、、遠回り経由ばかりで とんでもなく時間がかかるので、ちょちょっとインターネットで情報を調べ、まあ、いいか(仕方ないか)と選びました。 イタリアの格安航空会社みたいです。チケットは1人170ユーロほど(TAX込み)で、格安航空だけあって、かなりお安いです。 ただし、機内の飲食は有料でした。

考えてみると、私はイギリス以外のEU国に飛行機で飛んだことはなく(経由で日本に帰るのは別として)、EU圏内だと出国審査・入国審査 がない、ということを今迄知らなかったので、フィレンツェに着いたとき、パスポート検査がないのに相当驚きました。 実はオランダ滞在許可証を携帯するのを忘れたので、帰りの帰国もやたら恐れていたのですが…審査ナシでした。ヨカッター。)

途中通り過ぎたヨーロッパアルプス


フィレンツェまでの道のりはちょうど2時間。途中、美しい山並みや湖が見えました。飛行機が遅れてきたので、出発も少し遅れましたが、 到着はほぼ定時で、12時過ぎにフィレンツェに到着。フィレンツェ空港は小さな地方空港といった感じで、荷物を受け取り、外に出るのは あっという間でした。12時半のバスに乗って、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くのSITAバスターミナルには1時前に到着。これも あっという間。駅から空港が近いのってラクでいいねぇ。しかし、予定よりかなり早いよ…。実はそこから程近くのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に 面するホテルでアパートの管理人エレナと1時半過ぎに待ち合わせをしていたので、ホテル前で30分ぼーっと待つハメになりました。 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会前での出会い…なーんかステキで劇的?と想像していったのだけれど、なんと教会&教会前の広場は大々的な 工事中。あれれ?教会の全面が見えないよーーー。

大工事中のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会


私たちが泊まる予定のアパートはとても人気があるようだ、ということも分かっていたし、管理人エレナとのメールでのやり取り、 ディポジットの支払い…など全てとてもスムーズだったので、「大丈夫」とは思っていたものの、待っている間はやはり少し不安でした。 誰だって初めての人と会うときは少し不安なものでしょう?それが初イタリアでアパート貸し出しとなれば…ね(苦笑)。

でも。エレナは時間通りに現れ、私が想像していたより、全然若く、ステキな女性で、その笑顔を見ただけで、不安はぶっ飛びました。 アパートはそこからすぐ近くのとても便利な場所にあり、そこまで一緒に歩きました。とても便利なロケーションで、とても大きなアパートで、 とても綺麗で…サイコウなんだけど、唯一欠点があるとすれば、リフト(エレベータ)がないアパートの3階(日本で言うと4階)、 ということでしょうか。まあ、古い建物(1750年)なのだから仕方ないけれどもね。彼女は最初の日が一番地獄なのよ…と笑っていました。いやぁ、今、思えば、 最後の日もお土産パンパンのスーツケースを下ろすのは大変だと思います(笑)。

バギーはグランドフロアに置いておいて大丈夫、ということなので、バギー以外の荷物を上まで運びました。やっぱり大変でした。 だんながいなかったら、、、かなりキツイぞ(苦笑)。

アパートはロフト、キッチン、広い廊下、ベッドルームがあるとても長細ーい大きいアパート(75u)。道に面しているので、 窓がたくさんあってステキな雰囲気でした。手作りだという内装も、綺麗にお掃除してあって、トスカーナ風の雰囲気が溢れ、 思ったとおりの素敵なアパートでした。ここで一週間を過ごすのかー、と思うと、それだけでうれしくなりました。

キッチン用具、アイロン、洗濯機、ドライヤー、タオル、リネン、ベビーベッド、ベビー椅子、DVDプレイヤー、、、となんでも揃っており、 とっても便利でした。これで6日間530ユーロとは安い!!と思いました…(別途お掃除代25ユーロ)。ちなみに一週間滞在だと590ユーロです (3泊から宿泊可能です。。。)広ーい廊下を駆け巡ることもできて、りすちゃんのような子にはとっても楽しいアパートでした。

1750年(?)オリジナルのフレスコ画もあります


広ーい廊下には窓がたくさん


キッチンがとってもチャーミング


ロフトスペースはリビングまたはベッドルーム2


ロフトスペース


ロフトから下を覗くと…


バスルームは快適シャワーでした


かなりスペースのあるベッドルーム
(180cmのベッド)


外を覗くと…こんな感じ。この先すぐを曲がった
ところに有名なレストラン、イル・ラティーニが
あります。




着いてから、部屋の様子を見たり、りすちゃんと遊んだり…(りすちゃんに昼寝させようとしたり…)、 なんやかんやかなりのんびりしていたと思います。今回は6泊、しかも予定はシエナに行くコト、 ピサに行くコト、予約した日にウッフィツィ美術館に行くコト、くらいが決まっているだけで いつものイギリス旅行みたいにびっちり予定を立てていないので、のんびり気分なのです。

そんな訳で、1時間以上うだうだとアパートで過ごし、ようやく外に行ってみることになりました。 このアパートはかなり街中なので、降りたところからすぐに魅力的な〜〜〜お店が山のように 続いています。きゃぁぁぁぁ〜。オランダの、、、しかも田舎から来た私はこの都会の雰囲気、 ステキなウィンドーを連ねるお店に半分息切れするような思いで(大げさ?)張り付いて 見てしまう私なのでした。もうこの瞬間から、だあれ?イタリアなんて行く気になれない、 なんて長年思っていた人は?!…と自問し始め、自分がイタリア好きになっているのが 分かるのでした。

連なるバイク


オランダが自転車の国だとすると、イタリアはバイクの国。原付がずらぁぁぁぁ〜…と並ぶ姿には ものすごく違和感が…。やっぱりオランダの自転車に慣れちゃってます…私。

まずは、スーパーで食材を購入することに…。ということで、Carraia(カライア)橋を渡り、 スーパーを目指します。橋を渡ったところに…ジェラード屋さんがあり、地元の人たちが ひっきりなしに出入りしているのを見て、私たちも入ってみようか…ということになりました。

中に入ると美味しそうなジェラードがいっぱい。。。!どうしよう、どうしよう、と 悩みつつ…りすちゃんも食べられそうなものを選びました。お味は…やっぱ、美味しい〜♪ りすちゃんは、初めて冷たいお菓子を食べたので、初めて口に入れたときは、ギョギョ?なんだこれは? と相当驚いて、口から出そうとしましたが、、、ふともう一度味見をし、美味しいことに気が付いて、 「もっとくれぇ、もっとくれぇ〜」合図に変わりました(笑)。

どれにしようかなぁ〜


結局、ここばかりに通い、他のところにはいかなかったので分かりませんが、ここは1.3ユーロから… カップやコーンの大きさによってお値段が違います。私たちはいつも1.5ユーロのミニカップで 2種類選んでいました。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会のすぐ近くにある小さなスーパーにつき、入ろうとすると 怪しい人たちが…。わーわーと話しかけてきて、どうやらイタリアの新聞を売りつけようとしている? 最初の日だったので、かなり警戒心「大」だったのですが、「No,No...」というと、引き下がっていきました。 しかも、スーパーの入り口まで連れて行ってくれました。ホッ。

入ってあれこれ物色しましたが、、、はっきりいって…フィレンツェ市中の小さなスーパーだからか… 何もかもがものすごい高い〜。いやぁ。驚きました。パンとか…2ユーロもするんだよ。 それでも、りすちゃんのお菓子とか、パンとか、牛乳とか…これから数日間必要なものを購入してスーパーを出ました。

せっかくサンタ・マリア・デル・カルミネ教会の袂まで来ていたのに…教会を眺めるのを忘れ(とほほ)、 そのままヴェッキオ橋のほうに向かって歩き始めました。このあたりは、やはり少し街の中心から離れているからか 少し下町っぽい雰囲気で、お店もおしゃれでゴージャス〜、というよりは、むしろ気軽に入れる雰囲気でした。 まぁ、外から覗く程度でしたけど…。それにしても、、、しょっちゅうやってくるバイクが…怖い(りすちゃんを歩かせていると)。

サント・スピリト教会を横切り、歩き続け。。。なーんか、おしゃれな店が増えてきたなあ、と思いきや…。ヴェッキオ橋に到着。

ぱっと見、橋に見えません…。


この橋は、フィレンツェ最古の橋で、宝石店が橋の両側にずらぁ〜…と並んでいます。

ウィンドーの飾りもおしゃれ〜


ウィンドーの飾りもおしゃれ〜…2


しかし、、、何か買おうと思っても、こんなにキンキンキラキラどこでもかしこでも輝いていると、かえって選ぶのが 大変なんじゃないか?と思ってしまう私。あまり同じようなお店がありすぎるのも考え物だとおもうのですが…。

熱心に眺める女の子たち


お店を熱心に覗く人もいれば…私たちのように写真を撮るのに必死…という人たちもいます(笑)。

かなりの人通りです


橋の真ん中で、店が途切れ、川を眺めることができます。ちょうど夕焼け時でした。12月だから、日が沈むのが 早いのね…。

夕焼けがロマンチックぅ…。


橋を渡り終え、これから有名なシーンが続出…てところなのですが、今日はこのまま川沿いにアパートに帰ることに しました。楽しみは明日以降にとっておきましょ…。

とはいえ、川沿いにもステキなお店がたくさん&夕焼けがロマンチック、、、とあって、なかなかアパートに辿り着く ことができませんでしたけど(苦笑)。

ヴェッキオ橋。
これ、かなりお気に入りの写真。


夕焼けが美しかった…。


再びアパートに戻り、またまたしばらくお休み…。明日は何をしようか、、、とだんなと話しながら、夕飯時になるのを 待ちました。今日は軽くピザでも食べにいく予定…。アパートに着く途中に気軽に入れそうなお店があったので、 そこに決定!(その後、町を歩き回り、ピザテリアは山のようにあるのを発見。別にそこでなくても良かったかも。)

6時半頃、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局のお隣にあるピザテリアに入る。若いお姉さんたちが働いているお店。 彼女たちは英語もメチェクチャうまくって、イタリア人=英語下手、という妄想はものの見事に崩れ去りました。ここがフィレンツェだから かもしれないけど、英語はかなり通じました。しかも若い人は皆発音もとても綺麗!!

そこのお店のピザは、薄いいわゆるイタリアンピザで、私には美味しかったけど、もともとタバスコがかかっていて、私の分から 取り分けを貰っていたりすちゃんには、ちょっと辛すぎ?!…で、彼女、行くときから、ピザ、ピザ、と騒いでいたわりにはあまり食べられず、 かわいそうでした。お姉さんたちがりすちゃんをものすごくかまってくれたので、とてもありがたかったのですが、 りすちゃん自身は自分が食べ終わるとさっさと外に出たがって、外まで歩いていってしまうので、あ、アブナイ…引き止めるのが大変…。 優雅に食べているどころではなく、必死に食べて、さっさとお勘定を済まして去ることになりました。

焼きたてのピザがやってきまーす


ピザ屋から帰り、りすちゃんを寝かせ、私たちはキッチンでお茶を飲みながら、明日の予定を決めました。アパートのよいところは 子供が寝た後も自分の居場所があるってことかな。これが小さなホテルだと、真っ暗な中に、じぃぃぃーーーっとしてないといけない こともあるものね。勝手にどっかいっちゃうわけにもいけないし…。しかし、さすがに4時半過ぎ起きだったので、眠い…お茶を 飲んだ後、私たちも寝ることになりました。

 
イタリア・フィレンツェへの旅 2007年12月 2日目へ続く



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