ヨーロッパ紀行 - 英国(イギリス)デボンシャーへの旅 2007

イギリス・南西部のデボン州への旅行記をお届けします。
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 英国・クリームティーを楽しむ旅 2007夏

今日はプリマスの郊外にあるお屋敷サルトラム・ハウス(Saltram House)を訪れました。このお屋敷は、エマ・トンプソン主演の 私の大好きな映画「いつか晴れた日に」でも撮影された場所なのです。

 Day 4

今日はプリマスとプリマス近郊を訪れる日です。プリマスで一番行きたかった場所、私にとってそれはプリマス郊外にあるお屋敷 サルトラム・ハウス(Saltram House)でした。

日程を考える上で、「ここははずせない…」と、自分の中ではかなり最優先でした。 何をそんなに…といわれそうですが、ここは私の好きな映画、ジェーン・オースティンの「いつか晴れた日に」が撮影された ところなのです。「いつか晴れた日に」は…そうねえ、私の中では、かなり上位を占める心に残る映画です。

何度見ても、衣装、 音楽、風景…飽きることがありません。あの最後のウェディングシーンを見て、私のウェディングドレスも似たようなドレスに してしまったくらいです…(笑)。このサルトラム・ハウスは、あの母と姉妹たちが最初に住んでいて、追い出されてしまう家です。 エマ・トンプソンがヒューグラントに出会うのもここです。



…と、いうわけで、かなり意気込んだ日ですが、朝はのんびり。電車(バス)の時間がないとこうもゆっくりしてしまうものなのですね。 その後、街に出ても、トイザらス(ベビザらス)に行ったり、ローラ・アシュレイのお店を見たりしているうちに、すっかりお昼近くに なってしまいました…。

さあて!そろそろ意気込みを…!と思って、バス停を探したのですが、バス停が見つからない…ど、どうして?!一時間に一本しか ないので、どうしよう、どうしよう、、、と焦っていると、ようやくバス停を発見! ホッと一息です。バスでは往復の切符を購入し、おじさんに降りる場所を教えてもらいました。


入り口の「ようこそサルトラムへ」の看板


サルトラム・ハウスに着き、まずは腹ごしらえ、とレストランに向いました。 ここも昨日訪れたコテーレと同じく、ナショナル・トラスト所有の敷地&建物なのですが、ここの食堂はとても高いし、品揃えもイマイチ。 漠然と、これが全部で4000円のランチかぁ、と日本円に換算し、愕然としてしまいました(イギリスでは、日本円にしてはいけないですねぇ)。 ちょっぴし残念…。


美しい白亜のお屋敷


気分を入れ替えて…さぁて。入場券を買って中に入ります。ここでも熱心にナショナル・トラストの会員になるように勧められ、 丁重にお断りしました。チケット売り場で、まず最初に白亜のお屋敷の見物をするよう言われたので、お屋敷内に入りました。 ここでは小さなバギーを貸し出してくれたので、移動もラクチンでした。

内部はさすが18-19世紀の美しい色調で、どの部屋もゴージャスに美しく装飾され、ため息がでるようでした。ロバート・アダムの 部屋、ジョシュア・レイノルズの絵、そして中国の壁紙…など見どころもたくさんあります。この間BBCでもここの屋敷を放映していたので、 「あ、これがあの部屋だ!」と私は1人興奮していました…。



さあて。外に出て、落とすストールはないものの、、、(そういうシーンがあるのです)、だんなとしっぽり歩いてヒューグラント& エマトンプソンごっこでもしますかね…と外に出ると…あら。そこは子供天国。映画のような雰囲気は全然なく、底抜けに明るい 芝生に子供たちが大きな戸外おもちゃを使って遊んでいるのでありました…。


そこは子供たちの天国だった…


そうなれば、りすちゃんも…と、りすちゃんを芝生で解放すると、あっちのおもちゃに到着、こっちのおもちゃに到着、とうれしそうに あちこちのおもちゃ間を走り回って、詮索しておりました(苦笑)。


ボールにも夢中


夜はまた別のプログラムで子供向けの野外演劇(?)か何かが行われるらしく、急ピッチでテントを建てているし…あー、どこにも 「いつか晴れた日に」の雰囲気は残ってないわ…と、期待が大きかっただけにちょっぴしがっかりしたけれど、まぁそれはそれで、 面白かったです。りすちゃんも大喜びでしたしね。


今度は大きなブロックに挑戦!




やっぱり閉館時間間際までいた私たち。いそいそとバス停に戻り、プリマス市内まで戻りました。本日はプリマスの観光までやって しまおう!ということで、のんびりの私たちにしては珍しく、たくさんのイベント有り、です。まずはプリマスといえば…Hoe!と Hoeに向います。ところでHoeってなんなんざんしょ?辞書で調べたら「くわ」だったけど、ちょっと違う気が…。まあ、とにかく 広場です。銅像やら記念碑やら灯台やら…色んなものがここに建っていて、、、何より、ここからの海の眺めが、、、サイコウです。 りすちゃんが眠っているので、ベンチに座って、じーっと海を眺めていました。夕方なので、ちょっぴし寒かったけれど、 青い空に青い海…なんだかこう広い海と空を上から眺めるのは久しぶりって感じ…!


Hoeに建つ灯台


プリマスといえば、メイフラワー号。このプリマスからピルグリム・ファーザーと呼ばれる清教徒たちがアメリカへ渡ったのです。 今やその地域はほとんど近代化されてしまい、それらしきものは何も残っていない、ということでしたが、記念碑を探し、 ここから人々は旅立ったのだ!と感慨深い気分でした(周りの人は、ほんと、誰もかまっちゃないって感じだったけれど…)。


ひっそりと建つ記念碑


すっかり時間が経ってしまい、夕方7時を回ってしまったので、夕食を探さねば…と、バルビカンエリア内でレストランを 探しました。港町らしく、シーフードのお店がずらぁっと並んでいて、どれが美味しいの?って悩んでしまうくらいの数。 しかも、7時も回っていたので、どこも混んでいて、赤ちゃん連れを引き受けてくれそうなレストランはどれって感じで…。 うーん、こういうとき、大きいバギーを持った赤ちゃん連れは不便だわぁ。

結局、もう適当に「ここ」と、入ってみることにしました。シーフードもやっているギリシャ料理の店って感じのところです…。 私はシーフード(エビのクリーム似?)を食べたのだけれど、まあまあ、かな。新鮮さを味わうなら、こてっとしたクリームより 別のソースが良かったかも…。

でも、何より、ものすごく早く出てきたのが良かったわ。前菜もメインも、すぐに出てきたので、 りすちゃんをなだめる時間が少なくて本当に大助かりだったもの…(笑)。インターネットでプリマスを検索していたら、たくさんの ステキ(そう)な、シーフードレストランにぶち当たったので、3日間もあって、それらのお店にいけなかったのはちょっと 残念、かな。まあ、仕方ないですけどね。

夕食の後、バルビカンのシーサイドエリアをちょこっと散歩。たくさんのバー(パブ?)が乱立し、皆、とっても楽しそう! あーーもし私が学生時代にでもここを訪れていたら、絶対に盛り上がっていたに違いないわア…と、ひとり学生時代の自分を 思い浮かべているのでした。って、別に学生時代、のんべぇイケイケってワケだったわけではないのですが… 港町&パブ・レストランっていう組合せがかなり好きな私なのです。


船の明かりが美しく輝いて


写真をひとしきり撮った後、ホテルに戻りました。4泊もするので長いと思っていたプリマスの夜も今日でおしまいです。





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