ヨーロッパ紀行 - 英国(イギリス)デボンシャーへの旅 2007

イギリス・南西部のデボン州への旅行記をお届けします。
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 英国・クリームティーを楽しむ旅 2007夏

1日目は移動日。アムステルダムのスキポール空港からイギリスの地方空港エクスター空港に飛びます。

 Day 1

今日は移動日。家からスキポール空港まで行き、そこからイギリスのエクスター空港に飛ぶ予定です。エクスター空港から 本日の宿泊予定先のプリマスまでは電車で移動。朝9時くらいに出発し、着くのは夕方5時くらい…と大移動です。

家からスキポールまでは予定通り。これを書いている今や首をひねっても記憶にないので、順調だったということでしょう。 今回の飛行機は「Fly Be」というイギリスのマイナー格安航空会社です。



調べてみると、ヨーロッパ国内にはかなり飛んでいて、マイナーだと思っているのは イギリス以外の外国人だけなのかもしれません。が。やはり日本人はあまり搭乗しない路線らしく、スキポールでの グランドスチュワート(というのでしょうか。チケットを発券してくれる方)は、「日本人はイギリスにはVISAが必要ないのか?」 なんて問い合わせを入れていましたし、帰りのエクスターでは荷物チェックのおじさまが「日本のパスポートは生まれて初めて見たよ」 なんておっしゃるし、日本人は世界のどこにでもいる!と思った私が間違いでした。

格安航空会社なので機内の食べ物などはすべて有料です。しかし、メニューにさっそくクリームティーがあるのが、さすがデボン州行き路線らしいです。 お昼は空港で食べましたし、機内の食べ物は有料だし…ということで、何も食べず、りすちゃんを膝に抱っこし、親子二人で熟睡してしまいました。

デボン空港に無事到着。入国審査は地方空港ならではの呑気さで、ヒースローの恐ろしい審査とは全然違います。あっという間に終わり、外に出ました。 エクスターのお天気は快晴!!市内行きのバスはどこかしら…と調べてみると、1時間に一本のバスは行ったばかりだということが分かりました。 タクシーで行ったほうがいいかな、、、と考えつつも、まずはトイレに行って…など、もたもたしていると、 乗り合いタクシーが止まっているのを発見しました。

急いで乗り場にいくと、カナダ人の一人旅の若者とこの辺り在住の男性の二人が、 「お、キミたちもタクシー?ちょうど席が2つ空いているよ!」と誘ってくれたのです。4人(プラスりすちゃん)で乗り合いタクシーに乗ることになりました。 事前に乗り合いタクシーの情報は空港ウェブサイトで見ていたので、すぐに見つけられたんだと思います。見ておいて良かった!

タクシー内では、一人旅カナダ人と現地在住男性が二人でべらべらと話し続けていました。 初めて会ったのにこんなに盛り上がれるのは、さすがコモンウェルス国出身者同士です。

20分ほどで無事エクスター駅に到着。タクシーで早々着いたのはいいけれど、 結局電車の時間を50分くらい待たなければいけませんでした。駅構内のカフェテリアのようなところでさっそくスコーンを注文し、食べました。駅のカフェテリアにも スコーンがあるとは、さすがクリームティーの盛んなデボンです。まぁ、味はイマイチだったのだけれども(苦笑)。

電車は少し遅れて到着。3連休だということで、ものすごく混んでいました。りすちゃんのバギーを持っているので、 とても混んだ車内の席まで行くことはできず、ドアと車内へいくドアの間に座っていくことになりました。 窓があって覗いていると、途中からは青い海が!!途中からは美しいデボンの丘が広がっています。暑かったけれど、心地よい 風も吹いてきて、意外と楽しい列車旅となりました。



プリマスには予定通り5時前に到着。今夜のホテルは駅から程近くにあるDudley Hotel。 建物そのものは古くてシャワールームもとても狭いけれど、どこもとっても綺麗にしてあって、朝食もとても美味しくって、その上お値段お手頃で良かったです。 トイレの水&水道の水が少々流れにくく、水を流すと時々うるさい音がする、という問題はありましたが。。。

まあ、トイレの水はここだけでなく、 あちこちで流れにくいと印象がありました。イギリスのトイレは水の勢いがちょろちょろでちょっと不便ですね。あと、イギリスでは洗面台の蛇口がお湯と水の二つ 完全に分かれているところが多く、不便ですよね。何故イギリスはこんな不便なものを使い続けているのでしょう。謎です。

Dudley Hotel


少しホテルで休み、ご飯を食べに行くことにしました。駅の近くにはレストランはまったくなく、街中まで行かなければ ならないようです。まずはスーパーに行って、明日以降のりすちゃんのジュースとクッキーを購入することにします。 明日、あさっては連休なので、もしやお店も開いてない?という心配もあったので、今日何があってもいかなければ…!と 心配していたのです。結局、スーパーのようなお店は日曜日も祝日も開いていたので、この心配は杞憂でした。

歩いていくと、 大きなスーパーSainsbury'sを発見。ここで無事りすちゃんのものと私たちのジュースと水を購入しました。しかし、ここで 購入したジュース、非常に不味かったです。なんだか薬みたいな味…。だんななんて「うえぇぇぇ〜」となっているし。

私用とだんな用に 大きなボトルを2本も購入してしまったので、2本とも捨てるハメになりました…。やっぱり1本は冒険するにしても、 1本はよくある普通のものを選ぶべきね…教訓です。

ホテルのファミリールーム


街のショッピングストリートは閑散としていて、レストランらしきものがありません!なんちゅう街なんだ!!疲れていたので、今日は適当に 済ませようと思うにも、一軒もレストランがないのでは、、、。

仕方ないので、プリマスの観光街、バルビカン(Barbican)エリアまで 歩くことになりました。ここに行くと、たくさんの人たちが歩いていて、レストランもたくさん並んでいました。

街の雰囲気も華やいでいる感じ。プリマスは第二次世界大戦でドイツ軍の空襲を受け、多くの古い建物はなくなってしまったのだけれど、 ここの付近は少し残っているのだそうです。戦後はこれといった復興計画もなく、新しいビルと古いタイプのビルが適当に立ち並んだため、 プリマスの町の景観はイマイチ、といわれていて、どの本を見ても評価はイマイチでした。現地の人でさえ、プリマスねえ〜って 感じだったし。そんなわけで、最初の日は、印象もあまりよくなかったけれど、最終的には(4連泊して)、 私はけっこう気に入ることになるのでした。特にこのバルビカンエリアの夜の華やいだ雰囲気は、気に入りました。

プリマスといえば魚料理ですが、この日は早く帰って休みたい、ということもあり、バルビカンエリアのパブに入って、 適当にバーメニューを食べました。味は、、、まあ、イギリスのバーの味って感じでした…。

私たちの隣ではおばば&おじじの グループが食事をしていましたが、ここのおばばがりすちゃんに笑顔で話しかけてくれて…りすちゃんもご機嫌に対応していました。 おばばが「そうなの、あなた、えらいのねえ?」というと、りすちゃんは「ヤー!」と元気に対応。「そうか、かわいいのね?」 というと、またまた「ヤー!」。「そうなの、よおくお話できるのね?」「ヤー!」…と永遠に続いていました。

りすちゃん、 そんなに自分を過大評価してもいいのか…?!最後にはおばばに投げキッスまでするりすちゃん…。おばばは「こんなに可愛い子、 気をつけて育てなければダメよ。」とだんなに念を押していました。ありがとうございます。気をつけてまいります。

明日は早いので、ぶらぶら歩きもせず、まっすぐホテルに帰宅。ホテルまでの道のりは、緩やかに、しかしながらずっと上り坂で(涙) バギーを押すだんなは疲れていました。デボンではどこでも坂があって、今後の旅はずっと坂とお付き合いしていくことになるのです…。 夜9時頃ホテルについて、りすちゃんは大興奮なのか最初は寝ませんでしたが、私がシャワーを 浴びている間に二人(りすちゃんとだんな)はぐっすり眠ってしまったのでした。長かった一日は終わりました。





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