イギリス・クリスマス2006オランダ近隣国、今回は英国への旅行日記をお届けします。
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| 英国 - クリスマス旅行(2006年12月)今日はグリニッジにお出かけ。グリニッジマーケット、旧王立天文台、マリタイム博物館を訪れます。
夕食は、、、食いっぱぐれるのでは?というくらい、レストラン探しに苦労した一日でした。
Day 10
本日も朝は8時頃、りすちゃんの泣き声で目が覚めました。夜寝るのが遅くなっても毎日同じくらいに起きるりすちゃん。
赤ちゃんって不思議。さて、今日の予定はグリニッジにお出かけです。今日は日曜日なので、有名なマーケットも賑わっているかな。
グリニッジに到着し、まずはカティ・サーク号(帆船)を見にいきました。が、しかし。オフシーズンだからでしょうか。
帆が美しいというそのサーク号はものの見事に解体されていて、その姿は哀れ!原型を留めていませんでした。お掃除中
なんですかね。美しい写真を撮るぞ!と思っていただけに。ううーん。残念。
マーケットを周った後、昼食をとりにテムズ川のリバーサイドを歩きつつ、またまたパブへ出かけました。ここで有名なパブは カティ・サーク・ターバン、そしてトラファルガー・ターバン。私たちはカティ・サークのほうを目指して歩いていたのですが、 中に入って、、、アンティークな階段がででーんと構えているのを見て、ここで食べるのを辞めました。理由は、急な階段をバギーを 持って歩くのは怖い!!…ということからなんですが。。。仕方ないので、ここに来る途中にあったパブ、The Yacht(だったと 思う)に入ることにしました。こちらも階段はあることにはあるのですが、それ程の高さではなく、窓際からはテムズ川が眺められます。 日曜日はサンデー・ランチ。昼間から肉やら重たいメニューを食べるのがイギリス風!てなわけで、、、私はサーモン・パイ、だんなは エール・パイを頼みました。ま、味はイギリスらしい大味ながら、、、(決して美味しいというわけではない?!)すごい量でありました。
昼食を食べ終わり、そこからグリニッジ旧王立天文台に向いました。公園の丘の上に建つ天文台に向かって…りすちゃんのバギーを一生懸命押しながら 進みます。公園はとても広く、気持ちいい公園で、こういう公園、、、いいよなあ〜、となんだかやたら気分良く歩いてしまいました。
ようやく天文台に到着。ここからの風景は有名。高台からはロンドン市内遠くまで見渡せる絶好の場所なんです。今は冬至間近で、日が 低く昼間でもちょっぴり薄日なんですが、今日は快晴ということもあり、遠くまで綺麗に見渡せました。
今日は日曜日。多くの観光客がこの風景を楽しんでいました。
天文台は無料なのですが、チケットを貰う必要があり、チケットブースでチケットを発券してもらいました。無料なのにチケット発券 とは…なんて複雑なシステムを持っているの?とちょっと驚いてしまいました。経費がかかってムダだなー、とつい経費のことを考え ましたが、きっと訪問者の人数をカウントする必要があるんでしょうね。
中に入ると、有名なグリニッジ子午線が。。。ありました、ありました!!ここが経度0度の世界の中心地点なんです!! たくさんの人たちが、子午線をまたいで写真撮影をしているので…私たちもりすちゃんのバギーをまたがせてみました。
子午線の先には…デジタル時計が。これがグリニッジ標準時なんですね。記念に訪れた時間を撮影しておこう、と 思ったのに、カメラで撮影すると文字が壊れてしまう…何故なんだ?というわけで、何時に訪れたのか、、、今や 定かではありません。
建物の中は博物館になっており、昔の天文家たちの生活、実際のこの建物における星の観察の様子などを知ることが出来ました。
昔の天文家って…夜観察しなければいけないので、孤独で大変なお仕事だったのねーーー。今だって「夜のお仕事」という
点では変わりがないんだろうけどさ…。 また坂を下りて、次は国立海事博物館(Maritime Museusm)に向いました。もう時間も3時を回っており、長い間見ることはできない、、、 とは思いつつ、いけるところまでGO!です。しかし、時間が押しているのに、今日は空がとても美しく、だんなと私(特にだんな!)は 写真を撮るのに(またまた)必至で、なかなか先に勧めず…ずいぶん経ってからようやく建物内に入ったのでした。 。ま、別に「これを見なくては!」というものがあるわけでもないんだけど…。
建物内では、北に向かった探検隊、世界一周をめざした探検隊、深さに挑んだ探検隊、、、など、さまざまな過去の探検模様が
描かれていて、「過去に男たちが目指した未知への探検」にワクワクしました。
そうこうしているうちに時間切れ。最後にミュージアムショップを見て、外に出ました。外はもう真っ暗。もうグリニッジを
去るのか…ここ、意外と良かったな。。。そんな風に思いながら、グリニッジを後にしました。
ちょっと歩くと去年泊まったホテルの辺りに着くので
その辺までいくか、サウスケンジントンのあたりを歩いてみるか…色々手はあったと思うのですが、予想外の閑散さに
この辺を当てもなく歩くのも辛いのでは、、、などと思いはじめ、とりあえず今回泊まっているB&Bの周辺で食べることにするか、
ということになったのです。しかし。この案が間違いのモトでした。とりあえずバスで帰ろうと、バスを待っていてもバスは全然来ない。
ようやくバスが来て、乗り込んだはいいものの、キングスロード沿いのどこかで降りようとバスを降りるタイミングを見計らっていたのですが、決心の付かぬまま
ずるずるとバス停が過ぎ行き、ついにB&Bのバス停についてしまいました。ど、どうしよう…。このあたりにも何軒かレストランはあったのですが、りすちゃんを連れて入るような
雰囲気のところは何もなし。ああ、どうしよう〜。。。そうこうしているうちに8時も回ってしまい、りすちゃんの食べる時間どころか
寝る時間が近づいてきてる〜!
このような事態でも、りすちゃんはけなげで、レストランに入って座るとようやくご飯が食べれるーと思ったのか、とっても
うれしそう。うう、りすちゃん。えらいよ〜。。。だんなはスープとパスタを頼み、私はリゾットを頼みました。
ご飯が来る頃にはすでに9時!!をまわっていました。りすちゃん、さすがに眠そう。。。お店の人は、こんな時間に訪れた
小さなゲストを歓迎してくれ、りすちゃんのところにやってきてはあれこれ話しかけてくれました。味はまったく期待してなかったのですが、
ところがどっこい、意外と美味しく、イギリスにしては思いがけず良い夕食になりました。このレストランを見つける前は、
もう食いっぱぐれる!と思っていただけに救いのレストランでした。
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