ヨーロッパ紀行 - フランス・パリ2004オランダ近隣国への旅模様をお届けします。
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フランス - パリ旅行(2004年1月)Day 33日目。朝起きると、顔が変わっていた。目の下にクマ?というかやったら疲れて見えるー。 やっぱ、昨日は相当疲れたってことだ。朝食は昨日と同じドトールコーヒーもどきのカフェに行く。 風邪の予兆がすでにあったので、コーヒーはやめて紅茶で喉を潤す。 今日の予定は、、、あんましきちっとは決めてない。とりあえず朝、オペラ座の内部を見物しよう、 ということになっていただけ。オペラ座につくとちょうど開館前の10時5分前。測ったような 正確さだわ。えへん!このオペラ座はなんといってもファントム・オペラ(オペラ座の怪人)で 有名ですよね。なるほど、大きな建物だし、ここのどこかに怪人が住んでいても誰も気づかないかも。 (翌日、オルセー美術館でオペラ座を半分に切った模型を見たが、なんとステージの裏側にも大きな 部屋はあるわ、ステージの上も何層にもなっているわ・・・で本当に大きい!)
外観もうっとりするような贅沢な作りだが、内部も豪華絢爛!やっぱりフランスってすごいわあ。 特に正面階段ホールは・・・小さい頃夢見たお城みたい。とにかくあまりに豪華で圧倒されてしまう。 観客席も覗けたのだが、天井には大きなあでやかなシャガールの絵が・・・!これには感動したなあ。 観客席はレッドベルベットで纏まっていて、なんともリッチな感じ。ああ、ここに座ってオペラを 見ていると、後ろから王子様が・・・、なーんていう、少女漫画ムードで一杯になっちゃう(笑)。 このオペラ座を設計したのはシャルル・ガルニエという方なのですが(というわけで、この オペラ座の名前はLe Palais Garnierという)驚いたことに、彼はこの設計が選ばれるまでは 無名の建築家だったんですって。日本だったら当時を代表するような大型建築に新人は使わないよね、 きっと。しかも昔だったらなおさら。それを公平に選んだフランス政府(?)、選ばれたラッキーな 彼。なんだか面白いなあ、と思いました。 オペラ座を見終わり、パリをぶらぶら歩くことにする。疲れているのに・・・こういう無謀なこと、しちゃうんですよね。 旅行に行くと。もちろん、後悔してないですけど(笑)。さて、まずはお近くのギャラリーラファイエットを見に行くことに。 買い物の予定はなかったけど、中のドームが綺麗だ、と聞いていたので。デパートの様子は・・・なーんか、銀座の松屋とか 、三越にきた気分。エスカレーターの感じとか、なんか懐かしい感じなのよね。どんな感じって聞かれても難しいんだけど・・・。 で、そんな懐かしい感覚に浸っているときに、日本語放送が入ったものだから、え?これは夢?なんて思ってしまった。さすがパリ。
さて、デパートを覗いた後は、Passages(パッサージュ)を見に。パッサージュとは19世紀に流行った
屋根付きの小路のことだそうです。まず見たのはギャラリー・ヴィヴィエンヌ。名前の通り
可憐で素敵。クリスマスライトで飾られて、可憐さを増していた。でも・・・この地域はもうすでに今の
買い物ルートからは外れているのかしらねえ。あんまりお客様もいないし、お店も開いてないところも
あるし(時間が早すぎたのかしら???)、ちょっと活気がないのが残念だった。
ポンピドーから名建築のパリ市庁舎まではすぐ近く。このあたりはパリッ子に人気のショッピングエリアなのか、
土曜日の今日はやたら混んでいる。オランダとフランスはこんな近くなのに、同じブランドの店がないなあ。ま、きっと、
フランス人からすれば、だっさーいオランダの服なんか着れるかい!てなことなのかもしれませんね・・・。ってダサい私が
言うのもなんだが。
外でパチリと写真を撮った後、中に入る。すっごい混み混み。こんなに混んだ教会は初めてだワ。そして、そのステンドグラスと
ご対面。思ったとおり、素敵だった。写真もトライしたが、失敗。
くううう。残念。目に焼き付けようと、目の前の椅子に座り、
ぼおおおお、とステンドグラスを眺めた。いつまで見ていても、
見飽きることがない。・・・のはずなのだが・・・、かなり疲れていた私は、なんか眠くなってしまった(オイオイ!)。周りを見ると眠そうにしている日本人(らしき人)を発見!眠くなったときって、他に眠そうな人を
見つけると、眠気が覚めるんだよね。え?それは私だけ?学生の頃はいつも、苦労したもんだ。
・・・というわけで、せっかくシテ島にいるんだし、
とサント・シャペル教会に行くことに。こちらの教会は小さいし、無料ではないのだけど
なんといってもステンドグラスがすばらしく有名、とのことだった。この教会はPalais de Justice
(裁判所)と隣り合わせにあるためか、中に入るには、飛行機の搭乗前のようなセキュリティーチェック
を通らなければならない。だんなが通ったときは、ピーッとなっても、
いいよ、いいよ、とそのまま通してくれたのに、私が通ってピーッと
なったら、厳重なチェックがあった。(しかもバックも全部見られた。)
ナニー?私が怪しいってかーーーー???フンッ!! 隣合わせに建つ裁判所の中にコンシェルジェリー(マリーアントワネットも最期に幽閉された刑務所) もあって、行きたかったけど時間がなかった。。。んーー。残念。。。次回ね!(っていつなんだよう!) 今日はなんか豪華絢爛フランスの建築物を見るって日だったわね。。。この後はどうしよう。 パリのお店は大抵7時くらいまでやっているので、この後ショッピング!ということも可能だったが、 昨日のルーブル訪問&今日の寒さで疲れきっていた私は、一度ホテルに帰って休むことにしたのだった。 ホテルに戻って2時間ほど休み、オペラ座の隣にあったベトナム料理レストランに出かけた。私はベトナム料理が好き。でも、オランダには なくってね、今まで食べられなかったの。だから久々だよ。スープを頼んだら、ヌードル入りで、懐かしいベトナムのスープ麺の 味だった。だんなが頼んだ春巻きというのも、ちゃんとライスペーパーだったよ。メインは海老のカレーで、これはちょっとタイ料理に 近いような感じだったけど。全体的に美味しかったけど、高かったな。 サービス料も勝手にガガンとつけられちゃったし。こういうのあんまり好きじゃないな。
帰りにギャラリーラファイエットの前がババ混みだったので、
何事かと覗いてみると、皆ショーウィンドーを見て楽しんでいるの
だった。どのウィンドーもストーリィになっていて、見ていて面白い。
気に入ったのは、オリエントエクスプレスがサンタクロースを乗せた
ソリを追い越していくの。で、負けず嫌いのサンタ(ホンマか?)が
ソリにロケットをつけて列車を追い越していく、というやつ。
子供に混じって(押しのけて?)必死に見ちゃったよ〜(笑)
・・・が、翌日。ガーン。努力空しくこれは、もうダメ。熱がある〜、という感じ。目から鼻から喉から・・・だるい感覚が
漂っている。結局9時過ぎまでごろごろしていたけれど、、、いずれここを出なければならぬ、と起き上がった。クラ〜。
今日の帰りの電車は夕方6時前発で、それまでどうすれば・・・?グダグダと荷物を纏め、10時頃ホテルを出る。鑑賞気分になれる
かどうか分からなかったけれど、予定通りオルセー美術館に行くことに。 オルセーも例に漏れず、長蛇の列であった。寒い中列に並ぶのはつらいけれど、中に入れば休憩してゆっくり絵を見ればいいや、 と思って頑張った。いや、でも辛かった。ほんと、旅先で病気になるほどイヤなことってないね。考えてみると、旅先では いっつも元気な私。病気になったのは中国の奥地(ウルムチ)以来、10年ぶり・・・?!あの時は、中国旅行らしくお腹が壊れた のだが。。。
ようやくオルセーの中に入ると、今日は第一週目の日曜日、ということで無料であった。なんかうれしい。だって、きちんと見れるか
どうか保証もなかったからね。今日は重いコートを最初に預けて身軽になって廻る。ずっと見たいと思っていた、ミレーの
落ち穂拾い、ドガのバレエのパステル画、そしてルノワールのムーラン・ドュ・ギャレット・・・。有名な絵がわんさか〜、
とあったけれど、感動&印象はにっくき風邪のせいで、すっかり縮んでしまったのが、残念だった。ほんとうに。
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